「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用―スマホ1台でフェイス/ハンドトラッキングが簡単実行 | GameBusiness.jp

「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用―スマホ1台でフェイス/ハンドトラッキングが簡単実行

カバーは、自社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」、その配信システムの開発に、ソニーセミコンダクタソリューションズが提供するスマートフォン向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用したと発表しました。

企業動向 発表
「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用―スマホ1台でフェイス/ハンドトラッキングが簡単実行
  • 「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用―スマホ1台でフェイス/ハンドトラッキングが簡単実行
  • 「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用―スマホ1台でフェイス/ハンドトラッキングが簡単実行

カバーは、自社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」、その配信システムの開発に、ソニーセミコンダクタソリューションズが提供するスマートフォン向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用したと発表しました。

これまで同社の配信システムでは、ハンドトラッキング機能等の実行には専用デバイスが必要でしたが、「ToF AR」が持つ「スマートフォン搭載深度情報センサの活用」「独自のAI処理技術」により、スマートフォン1台で手軽にフェイストラッキング/ハンドトラッキングが実行できるようになったとのことです。

「ホロライブプロダクション」の配信システムにスマホ向けAR開発用SDK「ToF AR」を使用

「ホロライブプロダクション」の配信システムについて

カバーでは、タレントが配信に使用するシステムを自社で開発しております。

従来の配信システムにおけるハンドトラッキング機能は専用のデバイスが必要でしたが、今回のアップデートからSSSが開発したToF ARソフトウェア開発キットを使用することにより、スマートフォン1台でお手軽にフェイストラッキングとハンドトラッキングを実行できるようになりました。このアップデートにより、全所属タレントが普段の3D配信をハンドトラッキングを利用したものにアップグレードできます。

カバーではより良い表現や豊かなコンテンツをファンの皆様に届けられるように開発を続けています。今後もシステムのアップデートを継続して行うことで、ファンの皆様がタレントとともに楽しめるようなコンテンツをお届けしてまいります。

「ToF AR」によるハンドトラッキング機能を使用した配信

「ToF AR」とは

ソニーセミコンダクタソリューションズが開発したスマートフォン向けAR開発用SDKです。スマートフォン搭載の深度情報センサと独自のAI処理技術により、手や指の動きまでスムーズに描写することができます。


「ホロライブプロダクション」について

「ホロライブプロダクション」は、弊社システムを活用して「YouTube」などで動画投稿やライブ配信を中心に活動する女性VTuberグループ「ホロライブ」、男性VTuberグループ「ホロスターズ」が所属するVTuber事務所です。ライブ配信での応援やTwitterでの交流ができる次世代のバーチャルタレントが所属する事務所であり、精巧な2D・3Dキャラクターモデルを使用した実況・配信を得意としています。

カバーについて

カバーは、VR/ARのテクノロジーを活用して、世界で通用する新しいバーチャルタレントの文化を生み出すことをビジョンとした、コンテンツ×テクノロジー領域のスタートアップです。

《Ten-Four》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら