最新IPゲームタイトルにおけるキャラクターデザイン―f4samurai、Live2Dチームの体制と活躍【alive 2022】 | GameBusiness.jp

最新IPゲームタイトルにおけるキャラクターデザイン―f4samurai、Live2Dチームの体制と活躍【alive 2022】

アートワーク制作に関わるメンバーが複数のプロジェクトを横断する形で関わることで各人の表現の幅を広げるなど、独自の取り組みの一部が紹介されました。

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2022年12月3日、Live2D社は「コミュニティ」をテーマとした参加無料のオンラインイベント「alive 2022」を開催し、2D業界をリードする企業やトップランナーたちをゲストに招いてのセッションを多数開催しました。本稿ではその中から、プレミアムセッションのひとつ「最新IPゲームタイトルにおけるキャラクターデザイン」のレポートをお届けします。

f4samuraiにおけるアートワークチームの体制作り

本セッションは、f4samuraiのCMO兼プロデューサーの佐藤允紀氏とリードLive2Dデザイナーを務めるS氏が出演し「Live2D原画を起点としたキャラクターデザイン」について講演しました。

まず、f4samuraiの作品には、3つの「競争力」が備わっていると紹介されました。それは、先を見据えた「長期運営力」、クリエイターの力を最大化させる「IP創出力」、そしてゲーム以外の場でもユーザーに”ワクワク”を届けるために体験の設計を行う「ワクワクの設計力」です。

そしてゲーム外の体験提供の事例として、f4samurai開発作品が集結するイベント「f4ファンフェスティバル」をはじめ、「アニメ企画」、「音楽配信」と多岐に渡る事例を挙げました。

ゲームタイトルの開発体制の構築は、タイトルごとにチームを組んでいるとしながらLive2Dデザイン、イラストレーター、モーション、エフェクトなど一部のアートワーク制作に関わるメンバーはプロジェクトを横断する形で関わっています。プロジェクト横断でさまざまなタイトルに関わることでより多くのテイストに触れることができ、それによって表現の幅を広げることが狙いであるとのことです。

また、アートワークにおける制作フローはLive2D原画が起点となっています。Live2D原画では、真正面の姿や表情差分、衣装の細部といったキャラクターの詳細を定義するため、SDキャラクターやカードイラストなどの他工程よりも上流においています。

同社は世界観・物語を重視したゲームタイトルを手掛けていることが多く、ゲームとしての設計よりもさらに上流の工程にシナリオやキャラクターデザインが置かれることがほとんどです。背景イラストも別ラインで動くのではなく、キャラクターのデザインや色味に合わせてキャラクターをより際立たせる背景になるように制作されるとのことです。


《蚩尤》

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