“IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視 | GameBusiness.jp

“IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視

青い箱型建物に黄色で描かれた店舗名は「STYR」ですが、問題があるとみなされたようです。

ゲーム開発 その他
“IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視
  • “IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視
  • “IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視
  • “IKEAホラー”と評されたインディーゲームに本家IKEAが警告―『The Store is Closed』舞台となる店舗を問題視
9月に公開されたトレイラー

ソロインディーデベロッパーZiggyが手掛けるサバイバルホラー『The Store is Closed』が、スウェーデン発の家具店IKEA(イケア)から警告を受けたと海外メディアKotakuなどが報じています。

The Store is Closed』は11月4日までKickstarterにてクラウドファンディングも実施されている家具店を舞台としたオンラインCo-opサバイバルホラー。怪物がうろつく閉店後の大型家具店で、素材を集めてクラフトや拠点建築をしながら生き残りと脱出を目指すという内容です。

Steamストアページでは、「infinite furniture store」とされるこのゲーム内の家具店がIKEAの商標権を侵害しているとして、同社の代理人弁護士から変更を求める停止通告書が送られたと、ZiggyのJacob Shaw氏が明らかにしています。なおSteamストアページおよびKickstarterキャンペーンページのどちらにも“IKEA”という言葉は使われていませんが、メディア(THEGAMERPCGamesNなど)によって記事として取り上げられた際に「IKEAを舞台とした」や「IKEAホラーゲーム」とされたことが問題視されたようです。

具体的にShaw氏が指摘されたのは、青色と黄色が使われたスカンジナビア語の店名、青い箱型の建物、縦じまの黄色い制服、フロアの灰色の道、IKEAの家具に似た家具、IKEAの看板に似た製品看板であり、これらを10日以内に変更するよう求められたとのことです。

なおShaw氏はゲーム内の家具は一般的な家具のアセットを使っていることや、フロアの灰色の道や看板も一般的なものであると異議を唱えていますが、反論するにも費用がかかるために従うしかないとKotakuなどに対して述べています。同氏はアルファテスター向けのアップデート準備に費やすつもりだったKickstarter最後の1週間を、ゲーム内にあるものの外観変更に当てることになるともしています。


《いわし@Game*Spark》

この記事の感想は?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら