画像生成AIを利用したゲーム乱立の兆し?同一デベロッパーのタイトルが数日で多数発表 | GameBusiness.jp

画像生成AIを利用したゲーム乱立の兆し?同一デベロッパーのタイトルが数日で多数発表

画像投稿サイトやCG集販売でもAI生成による作品の量産が問題視されていましたが、ゲームでもその懸念が生まれそうです。

ゲーム開発 人工知能(AI)
画像生成AIを利用したゲーム乱立の兆し?同一デベロッパーのタイトルが数日で多数発表
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デベロッパーCute Pen Gamesによるタイトル4本が、ここ数日中に立て続けで発表されています。

件の作品群は発表された順に『MY NEEDY NEIGHBOUR GIRLS』『Princess Dating Sim』『E-GIRL Next Door: Exposed』『Neko Dating Sim』の4本で、一番早いもので2週間前の発表となっています。明言はされていませんが、同一キャラクターで瞳の色や髪のボリュームといった部分に違いがある点を鑑みると、AIによる画像生成を利用した作品のようです。

これまでにもAI生成画像によるゲームは、話題になった当初に実験的に作られたホラーや、本格的な絵日記の生成に挑戦したADVなどの作品が存在していましたが、同一の制作者から2週間で4本もの発表は異例に思えます。Cute Pen Gamesは2022年9月8日にも、AI画像生成によるパズルゲーム『This Girl Does Not Exist』をリリースしていました。

なお同開発はこれまでもフリー素材やCGメイカーを利用したカジュアルゲームを量産しており、あまり時間をかけずに大量の作品をリリースする方針でゲーム制作を行っている印象。そのどれも現時点ではあまり評価を得ているとは言えないものとなっています。今回の作品の連続発表もそういった傾向の表れではありそうですが、AIを利用したことでその制作ペースはさらに早まっているのかもしれません。

AI画像によるゲーム制作が一概に悪いものであるという決めつけも危険ではありますが、あまりに低クオリティな物が量産されるといった事象は、良作がその中に埋もれるなど、不健全な状態に陥ってしまう可能性も感じられます。画像投稿サイトやCG集販売でもAI生成による作品の量産が問題視されていましたが、ゲームでもその懸念が生まれそうです。


《焦生肉@Game*Spark》

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