『ザ・シムズ』元開発者が手がける村人全員「猫」の街運営シム『Catizens』―猫をテーマにしたのは『どうぶつの森』のブーケのデザインが好きだったから【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

『ザ・シムズ』元開発者が手がける村人全員「猫」の街運営シム『Catizens』―猫をテーマにしたのは『どうぶつの森』のブーケのデザインが好きだったから【開発者インタビュー】

好き過ぎて全員ブーケにしてしまったそうです。

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『ザ・シムズ』元開発者が手がける村人全員「猫」の街運営シム『Catizens』―猫をテーマにしたのは『どうぶつの森』のブーケのデザインが好きだったから【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、badopticsgames開発、PC/Mac向けに8月16日に早期アクセスが開始された猫の街運営シミュレーション『Catizens』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、猫の街を運営する、戦闘もありのシミュレーションストラテジー。村人は全員猫で、邪悪なネズミを始めとする森に潜む敵対的な存在に立ち向かえるよう、農業や採掘、建築や冒険などを行いながら、小さな村から大きな町へとコロニーを発展させていきます。記事執筆時点では日本語未対応。

『Catizens』は、1,840円で早期アクセス配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Yang Shan Lin氏(以下Yang)本作のリードデベロッパー、Yang Shan Linです(開発チームはとても小さく、フルタイムで開発をしているのは私だけです)。私の一番好きなPCゲームは『World of Warcraft』で、ホーリープリーストをメインにしています。レイドにおいてギルドをリードしたり、Mythic Plusダンジョンを友達とプレイしたりするのが好きです。一番好きな家庭用ゲームは、おそらくドリームキャストの『グランディアII』で、私が初めてプレイしたJRPGなので、特別な存在です。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Yang私はまず『ザ・シムズ』というAAAタイトルの開発に携わったのですが、その後に小さなインディースタジオに行くこととなり、そこでインディーゲーム開発の自由さがとても気に入りました。それからしばらくし、自分でインディーゲームを作ろうと決めたのですが、私の専門はシミュレーションゲームだったので、コロニーマネジメントシムがピッタリだと思いました。猫をテーマにしたのはまた別の話で、『どうぶつの森』のブーケのデザインが好きだったからです。私は自分のゲームのキャラクターたちの見た目をブーケのようにしたかったので、次のステップとして本当に全部のキャラクターをブーケにすることとしました。こうして本作が生まれたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Yang本作は猫を集めるゲームです。インターネットは猫が大好きです。本作はまた、癖のある村人を扱うというのが挑戦しがいになっているマネジメントゲームでもあります。私はプレイヤーたちが村人たちに対して真剣に向き合うゲームを作りたいと思いました。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Yang幅広い層の人に遊んでいただきたいと思っています。本作はファミリーフレンドリーなゲームですし、テーマも可愛いものになっています。女性向けのゲームは比較的少ないので、特に女性プレイヤーに楽しんでいただきたいですね。

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Yang本作の早期アクセスはおよそ6ヶ月を予定しています。猫たちにはもう一つ職業を追加する予定で、様々な敵や土地のタイプも追加したいと思っています。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Yangポジティブなレビューやフィードバックをたくさんいただいており、とても光栄に思っています。本作を遊んでくださった皆さん、ありがとうございます!皆さんのおかげで、本作をより良いものにすることができます。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Yang本作は今までに私が携わった2つのゲーム、『ザ・シムズ』と『Stonehearth』から影響を受けています。猫の見た目や世界観は、『どうぶつの森』の影響を受けました。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Yangはい、将来的には日本語を含め、他の言語にも対応させたいと思っています。ご興味のあるファンの方や企業の方がいらっしゃいましたら、こちらまでメールでご連絡ください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Yangパンデミックの初期(2020年)は、開発への影響はさほどありませんでした。チーム全体がリモートで作業を行なっていますので、ほぼ通常通りに開発を続けられたのです。辛かったのは、早期アクセスとしてローンチするタイミングで、私が新型コロナに罹患してしまったことです。熱があり喉が痛い状況でバグ取りをしなくてはなりませんでした。楽しい作業ではありませんでしたが、ローンチが遅れなかったのはよかったです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Yangはい、もちろんです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Yang猫好きな日本の読者の皆さん、ぜひ本作を遊んでみていただき、早期アクセス中により良いものにするお手伝いをしていただければ嬉しいです。

――ありがとうございます。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

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