エイリアンメトロイドヴァニア『Zapling Bygone』―初代『ダークソウル』のワールドデザインが大好きで、似たような方法でエリアを繋いでいる【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

エイリアンメトロイドヴァニア『Zapling Bygone』―初代『ダークソウル』のワールドデザインが大好きで、似たような方法でエリアを繋いでいる【開発者インタビュー】

緑色の奇妙なエイリアンが主人公です。

ゲーム開発 インディー
エイリアンメトロイドヴァニア『Zapling Bygone』―初代『ダークソウル』のワールドデザインが大好きで、似たような方法でエリアを繋いでいる【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、9FingerGames開発、PC向けに8月6日にリリースされたエイリアンメトロイドヴァニア『Zapling Bygone』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ドクロを被るエイリアンのメトロイドヴァニア。プレイヤーは故郷の世界から亡命したエイリアン「Zapling」として敵を撃退しながら異星の歴史を探ります。倒したボスのドクロを回収して装備すると新たな能力を解放できるのが特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Zapling Bygone』は、1,640円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Stevieこんにちは!本作のソロ開発者、Stevieです。子供の頃から好きなゲームは、クリエイティビティの発揮できるゲームでした。マップ生成ツールやModに対応しているようなものですね。思いつくゲームといえば、『Age of Mythology』『Halo Forge』『テラリア』でしょうか。最近は『Escape From Tarkov』のようなオンラインマルチプレイヤーゲームをプレイすることが多く、クリエイティビティはゲーム開発のためにとっておいてあります。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Stevieオンラインギャンブル業界で働いていたのですが、気力もやる気も失ってしまったことから仕事を辞め、本作の開発をスタートしました。本作の開発はうつ病と闘う中で行っており、開発に取り組むことはその助けにもなりました。

――本作の特徴を教えてください。

Stevie本作はヘンテコなゲームです。当時私は精神的に混乱していたこともあり、本作は私のこの感情から影響を受けているでしょう。

本作において、プレイヤーは敵の頭蓋骨を盗むことで新しい能力を手に入れることができ、敵の意識を吸収するエイリアンを操作します。これにより、敵の記憶をマンガのような形で解放することができるのです。頭蓋骨は時にプレイヤーに話しかけ、惑星の歴史などについて教えてくれますよ。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Stevie本作はメトロイドヴァニアですので、このジャンルのファンの方であれば楽しんでいただけるでしょう。また、探索要素や自分のペースでストーリーを集め、物語を紐解いていくのが好きな人にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

StevieHollow Knight』は現代のメトロイドヴァニアを再定義しましたので、この作品からたくさんの影響を受けています。また、私は初代『ダークソウル』のワールドデザインが大好きで、似たような方法でエリアを繋ぐようにしてみました。アートスタイルでは『Celeste』の影響を受けています。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Stevie将来、どこかのタイミングで日本語には対応させたいと思っています。正直言うと、現在のバージョンの売り上げによりますね。ローカライズにはお金もかかりますし(技術的な部分と翻訳的な部分で)、家庭用ゲーム機向けの移植も予定しているので、英語版がどれだけ売り上げるかによるところがあります。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Stevieはい、良い意味でありました。以前の仕事を辞めた時、元々は人生の見方をリセットするため、私は旅に出る予定だったのです(日本にも行く予定でした!)。これは新型コロナの感染が拡大する直前のことだったのですが、コロナのせいで実行できませんでした。私は旅行することができなかったことから貯金もある程度あったこともあり、本作の開発を始めたのです。新型コロナこそ、本作が存在する理由と言えるかもしれないですね。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Stevieはい、私も以前はコンテンツクリエイターでした。私が作ったゲームはどれも配信、録画、収益化して大丈夫ですし、ぜひしていただきたいです。もしすでにコンテンツクリエイターで本作のキーが欲しい方がいらっしゃいましたら、こちらまでメールしてください。喜んでキーを差し上げますよ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Stevie本作の開発開始前、私は日本に旅行したいと思っていましたが、新型コロナのせいで行けなくなってしまいました。日本文化や日本の生活にはとても興味があり、いつか自分でも体験してみたいと思っています。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。




《Chandler@Game*Spark》

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