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『FF14』が増収増益に貢献!スクウェア・エニックス第3四半期決算

「タイトーステーション」の運営などを行うアミューズメント事業は赤字から黒字に。

企業動向 業績
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スクウェア・エニックス・ホールディングスは2022年2月4日に2022年3月期第3四半期を発表しました。IR資料によると、売上高は2,736億円(前年比7.9%増)、営業利益501億円(前年比22.2%増)、純利益398億円(前年比116%増)となりました。

決算説明会資料では、各事業について解説されておりデジタルエンタテイメント事業のうち、HD(ハイディフィニション)ゲームでは、『OUTRIDERS』や『NieR Replicant ver.1.22474487139...』『Marvel’s Guardians of the Galaxy』等の発売があったものの、前年の『FINAL FANTASY VII REMAKE』や『Marvel's Avengers(アベンジャーズ)』などの売上に比べると減収(売上:前年同期767億円→今期655億円)となっています。

同事業のMMOでは『ファイナルファンタジーXIV』が累計登録アカウント数2,500万を超えるなど会員数が増加し、月額課金会員数も大幅増。それに加えて拡張パッケージによって増収(売上:前年同期295億円→今期482億円)を達成しています。ほか、スマートデバイス・PC ブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツでは、既存タイトルが弱含んだものの収益認識に関する会計基準の適用によって収益の表示方法の変更があり、前年同期比で増収(売上:前年同期972億円→今期978億円)となっています。

ゲームセンター「タイトーステーション」の運営などを行うアミューズメント事業では、前年同期に新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として国内の店舗を臨時休業した影響があったため、今期は増収(売上:前年同期243億円→331億円)し黒字転換(営業利益:前年同期マイナス11億円→今期13億円)しています。また、出版事業は、デジタル媒体の販売が増加し紙媒体も堅調に推移し増収増益(売上:前年同期201億円→今期210億円)となり、ライツ・プロパティ等事業は、自社コンテンツの新規キャラクターグッズ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ コレクターズエディション」などの販売等が好調で増収増益(売上:前年同期70億円→今期104億円)となりました。

今回の決算発表では、連結業績予想の修正も発表されており、期初計画の営業利益400億円を500億円に、経常利益を400億円から500億円に変更しています。

《HATA@Game*Spark》

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