『星のカービィ』『ソニック』から影響を受けたローポリ3Dアクション『Toree 2』―可愛さやカートゥーンっぽいものをホラー要素とミックス【開発者インタビュー】 | GameBusiness.jp

『星のカービィ』『ソニック』から影響を受けたローポリ3Dアクション『Toree 2』―可愛さやカートゥーンっぽいものをホラー要素とミックス【開発者インタビュー】

可愛らしいローポリ3Dアクション第2弾です!

ゲーム開発 インディー
『星のカービィ』『ソニック』から影響を受けたローポリ3Dアクション『Toree 2』―可愛さやカートゥーンっぽいものをホラー要素とミックス【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Siactro氏開発、PC向けに10月1日にリリースされたローポリ3Dアクション『Toree 2』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、『Toree 3D』(インタビュー)の続編となる3Dアクション。90年代後半のローポリゴン表現が特徴です。前作で好評だった点がより強化されており、プレイヤーは全9ステージを攻略します。アンロックできるシークレットキャラクターもいるとのこと。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Toree 2』は、100円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Marcusこんにちは、Marcusです。6歳ぐらいからゲームを楽しんでいる…と思います。私が好きなゲームは『ソニックアドベンチャー2』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』です。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Marcus子供の頃、私はゲームに夢中になりました。夢の中では何度も「あのゲームのこの部分をこう変えたらもっとクールなのになぁ」と思ったりもしていました。まるで頭の中で、自分バージョンのゲームを作るような感じですね。例えば、今でも『スーパーマリオランド2 6つの金貨』に森ステージを追加したいなと思っていたのを覚えています。

――本作の特徴を教えてください。

Marcus正直言って、本作にそれほど特徴があるかはよくわかりません。私は可愛いものやカートゥーンっぽいものをシュールなホラー要素とミックスさせがちですので、それが特徴かもしれませんね(笑)。私はこういうものを作るのがとても好きで、人々の反応も見るのも好きですね。それ以外だと、本作ではかなり限定的な懐かしい感覚をいくつか取り入れようと試みています。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Marcus正直、難しい質問です。昔同じようなゲームを遊んだ人をターゲットにしているような気もするのですが、もっと若いプレイヤーの方たちにも楽しんでいただけるような気がするのです。ですので、気に入ってくれた人がターゲット、ということにさせてください(笑)。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Marcus間違いなく『星のカービィ』と『ソニック』の影響はあるでしょう。また、セガサターンのゲームライブラリーやセガのアーケードゲームからも多大な影響を受けています。アニメの影響も本作にはあると思いますが、どこかははっきり言えません(笑)。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Marcus計画はあったのですが、まだ何も実現できていません。でも、私は自分の作ったゲームをよりちゃんとした形で日本にお届けしたいと思っています。もし有志の方から翻訳を受け取ることができましたら、喜んで本作に搭載させていただきたいです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Marcus私はフルタイムの仕事としてゲーム開発をしているわけではないので、ゲーム開発をするための自由時間が逆に増えました(笑)。私はたいてい1人で、自宅から作業をしています。一緒に作業をする人たちも(特に『Toree 3D』と本作のため)、別々の場所に住んでいるため、どっちみち開発はリモートで行われていました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Marcusもちろんです!ぜひやってください。人々が私のゲームを、配信や動画を作る価値のあるものだと思ってくれるというのは、とても嬉しいことです。ですので、私のゲームを使って動画を作っていただけると、自分でも見てみたいですし、本当に本当に本当に嬉しいのです!また、収益化もまったく問題ありません。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Marcusセガサターンの魅力を本作に取り入れることが上手くできていると嬉しいです。私にとって、ニンテンドウ64、初代PlayStation、セガサターンの時代が一番楽しかったです。家庭用ゲーム機における3Dゲームの始まりでしたからね。そして私が影響を受けた面白いゲーム、クリエイティブなゲームのほとんどは、日本のゲームでした。ですので、ゲーム開発の歴史において、あのとても特別な時代と日本のゲーム開発者の方々に対して、本作で少しでも感謝の想いを伝えられると嬉しいです。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler@Game*Spark》

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