テイクツーCEOが「ビデオゲーム業界のパンデミックによる収益増加は永続的」と語る―自社IPのモバイル版の計画にも触れる | GameBusiness.jp

テイクツーCEOが「ビデオゲーム業界のパンデミックによる収益増加は永続的」と語る―自社IPのモバイル版の計画にも触れる

自社作品のモバイル版の計画についても触れられました。

企業動向 戦略
Tomohiro Ohsumi/Getty Images Entertainment/ゲッティイメージズ
  • Tomohiro Ohsumi/Getty Images Entertainment/ゲッティイメージズ

テイクツー・インタラクティブのCEOであるストラウス・ゼルニック氏が、ビデオゲーム業界のパンデミックによる売上などの押し上げは永続的なものになると語りました。


海外メディアGameIndustry.bizの取材に対して、ゼルニック氏は「インタラクティブエンタテインメントは現在、収益面でナンバーワンのエンタテインメント分野です。その成長の大部分は世界的大流行中にインタラクティブエンタテインメントとその社会的側面を発見、もしくは再発見するした人々によってもたらされました。ある種流行などは緩やかになると予想されるものの、この変化は永続的であるということを発見しました。」と発言しました。


その理由として、人々が発見・再発見するにつれ、素晴らしいグラフィック、ストーリー、キャラクター、ゲームプレイを提供することに気づいたり、プレイしている間に世界中の友人と一緒に過ごしたり、コミュニティに参加してチャットやコンテンツの共有ができるといった、近年のビデオゲーム業界におけるソーシャル性が高まっていることとの関係を指摘しています。


また、Activisionやユービーアイソフトといった競合他社が、自社の人気ブランドを基本無料プレイやモバイル向けといった新しい分野に拡大することにも関心を寄せているといいます。「『コール オブ デューティ モバイル』が大きな成功を収めているのは明らかであり、我々はそれを称賛しています。」と好調を認めましたが、あくまでモバイル分野での最大のヒット作はそのプラットフォーム固有のものであるとも発言しました。


テイクツーも今まで『グランド・セフト・オート サンアンドレアス』『XCOM: Enemy Within』など旧作のモバイル向け移植を行ったことがあるものの、自社のコアIPを『CoDモバイル』のような形でモバイル展開したことはありません。しかし「やらないわけではなくまだやっていない」だけで、「時間が経てば当社のIPのいくつかはモバイル版になると思います」と付け加えました。

《みお@Game*Spark》

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