先日中国当局により、中国での発売停止処置となったPC版『モンスターハンター:ワールド』ですが、本件に絡み、テンセント株価に大きな影響が現れました。テンセントの株価は1月より大きな下落傾向であったものの、米Bloombergによれば、『モンスターハンター:ワールド』の発売停止が発表された以降株価の下落が続き、1月のピークと比較すると同社の時価総額は15億ドル(約1,660億円)も減少。同社の第2四半期決算が市場予想に到達しなかったことも大きいとはいえ、16日14時時点でも株価は前日比で10香港ドルほど下落しています。今回の事態などを受けて、金融グループ大手ゴールドマン・サックスは、テンセントの収益予測を下げ、目標株価を7%引き下げました。更に、本件に大きく関連すると見られる、数ヶ月以上前からの中国当局によるゲーム審査の凍結も発覚。これは「中国の政府機構の大幅な改革案を受けた権限の見直し」によるものです。しかし、他でもない中国の大手企業テンセントですら、一部報道機関が伝えるように正規の審査を通さずにゲームを発売せざるを得ず、けして小さくない打撃を受けてしまう事態であるならば、中国ゲーム業界の苦難はまだまだ続くかもしれません。
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