岡部:まず、洋ゲーを目指そうとしたわけではないですね。伊津野も言っているんですが、彼もシリーズに関わって長くて、『DmC Devil May Cry』ではNinja Theoryさんとも一緒に働いていました。当然、お互いに影響を受けあっているとは思うので、そういったところから出てきてはいるかもしれません。なので、自然とそうなった、という感じです。
ウォーカー:私は、子どものころから日本のゲームが大好きで、カプコンに入りたいと思ってたんです。それで日本語を勉強し、大学でプログラミングを専攻していつかカプコンに入れたらいいなあ、くらいに思っていたんですけど、最終的にマイクロソフトのカンファレンスで、伝説的なクリエイターの伊津野さんと我々のプロジェクトを発表できるなんて……。だって伊津野さんは『CAPCOM VS. SNK』でしょ、『ストリートファイターZERO』でしょ、『私立ジャスティス学園』でしょ……もちろん『デビル メイ クライ』も。こんな伝説的なクリエイターと密に働いて、一緒にE3のステージに立って発表させていただいたって本当に感動してます。さらにいうと、喜んでいるファンの方々の反応を見ても感動しました。こうした機会をいただけてファンとカプコンには感謝したいです。