任天堂は、第78期(2018年3月期)決算説明会資料を公開しました。本資料にて、ニンテンドースイッチにおける様々な取り組みや現状などが報告されているので、その一部をこちらでピックアップしてお届けします。まず、発売から1年強が経過したニンテンドースイッチについてですが、各タイトルが販売数を伸ばしていると報告。その一例として、3月発売の『星のカービィ スターアライズ』の発売直後のセルスルーと、同期間での過去作のセルスルーを比較した図(日米合算)を公開し、『トリプルデラックス』や『ロボボプラネット』よりも好調な出足を見せていると説明しています。スイッチ版『ベヨネッタ2』も順調な動きを見せ、2014年発売したWii U版『ベヨネッタ2』の同期間でのセルスルーを上回っています(日米合算)。オリジナル版を上回るこの勢いは、スイッチの好調ぶりを伺わせるデータとも言えるでしょう。また、「ニンテンドースイッチ1年目の大きな特徴」としてデジタルビジネスの大きな伸びを示し、2018年3月期のデジタル売上高(これまでは「ダウンロード売上高」と呼称)が過去最高を記録。前期と比べ、100億円以上も上積みする結果となりました。スイッチにおけるインディー系ソフトも好調で、『スターデューバレー』は世界での販売数がミリオンに迫る勢いを見せ、『オーバークック スペシャルエディション』はハーフミリオンを突破。インディー系ソフトは、全世界合計で600タイトル以上( タイト世界各地のニンテンドーeショップで購入可能なタイトル数の合算。ローカライズタイトルは、重複してカウントせず)となっており、この先も大きな盛り上がりを見せることでしょう。ニンテンドースイッチのオンライン機能を拡充する有料サービス「Nintendo Switch Online」が今年9月に開始されますが、本サービスに関する詳細を5月上旬に公開すると予告。どのような内容になるのか、来月の発表が待ち遠しいばかりです。さらにスイッチ以外についての現状にも触れており、ニンテンドー3DSシリーズ本体における全世界のセルインは、シリーズ累計で7,200万台に到達。また、『スーパーマリオ ラン』月間アクティブユーザー数は2000万人を前後するペースを維持するなど、3DSやスマートデバイスビジネスの状況も説明しました。これから発売される3DSソフトのラインナップや、本日発表されたCygamesとの協業タイトル『ドラガリアロスト』など、スイッチのみならずこちらの展開にも期待が集まることでしょう。【任天堂株式会社 第 78 期(2018 年 3 月期)決算説明会資料】https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2018/180427_2.pdf
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