【PR】なぜ農業エキスポにゲームを展示するのか・・・インターグロー社長インタビュー | GameBusiness.jp

【PR】なぜ農業エキスポにゲームを展示するのか・・・インターグロー社長インタビュー

10月14日(水)~16日(金)に千葉県・幕張メッセで開催されていた「第5回 国際農業資材EXPO」。農業関係のイベントにも関わらず、テレビゲームソフトを展示しているメーカーがあったので、取材に行ってきました。

企業動向 戦略
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10月14日(水)~16日(金)に千葉県・幕張メッセで開催されていた「第5回 国際農業資材EXPO」。農業関係のイベントにも関わらず、テレビゲームソフトを展示しているメーカーがあったので、取材に行ってきました。出展していたのは、株式会社インターグローです。



展示されていたソフトは、今年11月26日(木)に発売予定の『ファーミングシミュレーター 15』。本格的な農業経営シミュレーションゲームで、実在する140種類以上の重機や農機が登場します。プレイヤーは、北欧や北米の広大な農場において、今までの穀物栽培農業のほか、酪農や新たに林業も楽しむことができます。
インターグローの竹内茂樹社長に、ゲームの詳しい内容や、農業イベントに出展している意図を聞きました。

ゲーム中の農業機械は実在の設計図を基に細部まで再現



―――まず、農業資材EXPOにゲームソフトを出展している理由を教えていただけますか?

竹内茂樹社長(以下竹内): 実は、前作『Farming Simulator 14 -ポケット農園 2-』(3DS/PS Vita用ソフト)の売上の5%くらいは、意図した訳ではないのですが、農業関係者の購入だったんです。携帯ゲーム機でリアルな農業経営を体験できるという点が評価され、社員の教育用として200本ものソフトを購入された農業商社もありました。また、始めに10本だけ購入をされ、ゲーム内の経営のリアルさに驚かれ、その後リピート購入をされた企業様もいました。このように、農業関係者の方が本シリーズを購入することがあったため、今回本イベントに出展しました。先ほども、農業高校の先生が農業実習の代わりに生徒にファーミングシミュレーターで大規模農業を体験させたいとのことで、我々のブースに足を運んでくださいました。前作は3DS/PS Vita用ソフトとしての発売でしたが、今作はプレイステーション用ソフトとして発売しますので、大きな画面をさらにモニターやスクリーンに投影することによって、学校教育や社内講習の場面でも使用されることを想定して出展しています。



―――リアルな農業経営を行えるのが本シリーズの特徴なのですね。

竹内: はい、本シリーズでは、畑を耕して種を植え、肥料を撒き、収穫をして販売をする…この一連の流れをゲームの中でリアルに体験することができます。もちろん、それだけではなく、実在する農業機械の操作も行うことができます。これらの農業機械は、メーカーから最新モデルの設計図やスペックを入手し、それを元にゲーム内で忠実に再現されています。今作では運転席に乗り込み一人称視点でも農業機械を操作できるので、あたかもロボットを操作するかのようにその機械に乗っているリアルさを感じることができますよ。



―――これまでに何作もリリースされている本シリーズですが、長い間多くのファンから愛されているのはどうしてなのでしょうか?

竹内: ファンの方からサポート窓口に電話をいただくことがあります。ユーザーの声では、ファーミングシミュレーターは巨大農業経営を体験できることが最も大きな魅力のようです。例えば、経営拡大のためにゲーム内でお金を稼ぎ、より性能の高い農業機械を購入したりすることにやりがいを感じているようです。また、まるで現実に体験しているかのようなグラフィックのリアリティ感である上に農業マシンのスペックをそのまま精巧に再現している点や、実際の農業プロセスをリアルに体感できる点も魅力と感じているようです。他の農業ゲームでは、プロセスを飛ばすことができたりしますが、ファーミングシミュレーターではそれができません。一見面倒に感じるかもしれませんが、そのリアルさがユーザーを魅了しているのです。



これからの日本の農業を考える。キーワードは大規模経営



―――農業経営には終わりがないように思うのですが、本ゲームの目的は何なのでしょうか?

竹内: 実は、このゲームには農業をしなくてもいいくらいの自由性があるんです。なので、人それぞれの遊び方があるかと思います。別に、農業機械を操縦し、そのあたりをドライブしているだけでも構いません(笑)。ただし、その内ガソリンがなくなってしまうので、お金は必要となってきます。ですので、お金を効率的に得るために、ぜひ大規模な農業経営を目指してほしいと思います。また、昨今の日本においては、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対応するべく、法人による農業経営が必要となり、それに伴う農業の大規模化が進んでいます。これからの日本農業を考えるという意味においても、大規模経営に挑戦してもらいたいですね。このゲームには終わりがありませんが、効率良く大規模経営を行えるようになったときの達成感は何にも代えがたいものがあるはずです。



―――発売を待ち望んでいるファンに向けてメッセージをお願いします。

竹内: 期待して待っていてください。コンソールゲーム機での新作は2年間発売されませんので、『ファーミングシミュレーター 15』を発売初日に購入いただき、次回作が出るまでの2年間を存分に遊んでいただきたいです。『ファーミングシミュレーター 15』は、それくらい長い間遊べるゲームになっています。もちろん、次回作では日本国内メーカーの農業機械も本シリーズに登場させたいと考えており、海外の開発元にはすでに要望を伝えてあります。

―――最後に、初めて『ファーミングシミュレーター』をプレイされる方に向けてもメッセージをお願いします。

竹内: 『ファーミングシミュレーター』を通じて海外農業の大規模経営を体感し、ぜひこれからの農業経営を知ってほしいと思います。日常の生活の中で農業に接する機会はなかなかないと思いますが、本ゲームを通じて身近に感じてほしいです。また、現在農業関係に従事されている方も含め、北欧や北米で行われている大規模な農業経営をゲーム内で体験することにより、日本の農家がこれから向かっていく方向のひとつが分かると思います。

――本日はありがとうございました。



『ファーミングシミュレーター 15』は11月26日(木)にディスク版・ダウンロード版共に発売予定。ディスク版価格はPS4が6,800円(税抜)、PS3が5,800円(税抜)。なお、PS4では、最大6人までのオンライン協力プレイを楽しめます。
《Kazunari Matsuki》

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