新型ランサムウェアが登場、解除条件は“『PUBG』1時間”? | GameBusiness.jp

新型ランサムウェアが登場、解除条件は“『PUBG』1時間”?

様々な方法でPCに感染し、PC上のファイルをロック、ファイルを人質に金銭などを要求することで知られるコンピューターウィルスの形態“ランサムウェア”。今回ユニークな解除条件のランサムウェアが発見されたようです。

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新型ランサムウェアが登場、解除条件は“『PUBG』1時間”?
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様々な方法でPCに感染し、PC上のファイルをロック、ファイルを人質に金銭などを要求することで知られるコンピューターウィルスの形態“ランサムウェア”。今回ユニークな解除条件のランサムウェアが発見されたようです。

そのランサムウェアで提示されるファイル解除条件とは、なんと“『PUBG』を1時間プレイする”というもの。海外メディアBleepingComputerが報じる所によれば、このランサムウェアを発見したのは、マルウェアの調査を行うMalwareHunterTeam。発見された「PUBG Ransomware」ランサムウェアはデスクトップ上のファイルとフォルダを.PUBG拡張子ファイルとして暗号化、ファイルの復活のために“『PUBG』を1時間プレイして下さい”と表示するとのことです。

なお、実際には1時間のプレイの必要はなく、“TlsGame”という名前のプロセスが3秒間動作していればそれで解除される他、表示される要求の文章に解除コードが明示されています。実害も低いと見られ、いわゆる「ジョークソフト」に近い形ではありますが、それでもその動作はれっきとしたランサムウェア。何らかの隠れた挙動の存在や、より凶悪化した亜種の登場が起こらないことを願うばかりです。

なお、このようにゲームのプレイを要求するランサムウェアとしては、過去に『東方』シリーズで一定以上のスコアを達成することを要求するものの存在が知られていました。
《Arkblade@Game*Spark》

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