『マイクラ』カスタムランチャーが1人の開発者によってハイジャック!「左翼主義者からランチャーを取り戻す」と主張 | GameBusiness.jp

『マイクラ』カスタムランチャーが1人の開発者によってハイジャック!「左翼主義者からランチャーを取り戻す」と主張

PolyMCの利用にはマイクロソフトアカウントへのアクセス権限が要求されるため、マルウェア等が仕込まれた場合、その被害は大きなものになると推測されます。

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『マイクラ』カスタムランチャーが1人の開発者によってハイジャック!「左翼主義者からランチャーを取り戻す」と主張
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『マインクラフト』の複数起動をマネジメントするカスタムランチャー「PolyMC」が一人の開発者によって乗っ取られ、悪意のあるマルウェアが仕込まれる危険があることが、排斥された開発者たちによって警告されています。

PolyMCはシンプルで長期的な安定性に重点を置いたランチャーとして開発され、ユーザーのある程度の支持を得ていたようですが、この度その開発者の一人であるLennyMcLennington氏によって他の開発者の権限が剥奪され、事実上彼一人によってシステムが掌握された状態にあると言います。

彼はGitHub上のプロジェクト行動規範から「左翼主義者からPolyMCを取り戻す」という題名と共に、人種差別や同性愛嫌悪等の防止といったマイノリティ保護を目的とする規定を削除したようです。

開発者のアカウントが極右的な何者かにハッキングを受けた可能性も指摘されていたようですが、問題の開発者自身がPGP署名付きのpaste.ggページで否定しています。また、彼は5月にもこれら条項の削除を主張していたことがわかっています。

現在、本ソフトは完全に彼一人の管理下にあり、悪意のある物を含め自由にプログラムを書き換えることができる状態にあると言います。本人はそのようなことはないと保証しているそうですが、PolyMCの利用にはマイクロソフトアカウントへのアクセス権限が要求されるため、マルウェア等が仕込まれた場合、その被害は大きなものになると推測されます。そのため排斥された開発陣を含む多くの関係者、及びメディアが本ソフトのアンインストールを推奨しています。

なお、排斥された開発陣は既に「PrismLauncher」という名前でプロジェクトを再始動しているそうです。公式な声明はまだありませんが、PolyMCユーザーであった方々は近いうちにこちらに移行できるかもしれません。


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