『Crysis』シリーズや「CRYENGINE」で知られるCrytekは、12月に発表されたビジネス戦略の変更を受けて、フランクフルトスタジオのパブリッシング業務に関わる15名の従業員をレイオフしたことを発表しました。また、本発表に関連して、同社はF2PのPC向けFPS『Warface』の運営を、ロシアのパブリッシャーMail.ruの子会社、My.comに移管し、リソースをマルチプラットフォームゲームの開発とCRYENGINEの進化に注力するとしています。『Warface』に関わっていた多くの従業員はそのまま新しいプロジェクトへと移動となるとのことです。Crytekの共同設立者Avni Yerli氏は、このレイオフについて、「Crytekは常にゲームの境界を広げようと努力してきました。ゲームとテクノロジー開発に焦点を当てることを最優先に、ビジネスを縮小することが私たちの主な目標です。残念ながら、このプロセスの不可避的な影響の1つは、今日発表されている冗長性です。私たちはCrytekの一人ひとりの勤勉さと献身に非常に感謝しています。」とし、レイオフされた従業員に対して包括的なサポートと再就職の支援を行うことを表明しています。
テンセントが『Crysis』のCrytekを買収?海外アナリストは「センセーショナルな報道」とコメント 2021.7.16 Fri 狙いはCryEngineによる軍事シミュレーション制作としていますが…