Steamでトレードホールド機能が運用開始―Valveが導入経緯を説明「毎月77000アカウントが被害」 | GameBusiness.jp

Steamでトレードホールド機能が運用開始―Valveが導入経緯を説明「毎月77000アカウントが被害」

世界最大級のPCゲーム配信プラットフォームSteamで、12月9日より導入されたセキュリティ強化策のトレードホールド。本機能についてValveが導入の経緯を説明しています。

企業動向 発表
Steamでトレードホールド機能が運用開始―Valveが導入経緯を説明「毎月77000アカウントが被害」
  • Steamでトレードホールド機能が運用開始―Valveが導入経緯を説明「毎月77000アカウントが被害」
世界最大級のPCゲーム配信プラットフォームSteamで、12月9日より導入されたセキュリティ強化策のトレードホールド。本機能についてValveが導入の経緯を説明しています。

説明では、アカウントハッキングによるトレード被害は近年増加傾向にあり、現在は毎月約77000アカウントが被害にあっていると報告。また、ハッキングを受けているのは、「怪しいリンク」をクリックするようなセキュリティに乏しいユーザーに留まらず、ハッカーが利益を得られる全てのアカウントがターゲットにされていると伝えています。

Valveはアカウントハッキングによるトレード被害に対して、これまではアカウントとアイテムを復元させる方法で補償していましたが、ハッキングの阻止は出来ておらず、根本的な対策にはなっていませんでした。

Steam トレードホールド機能
12月9日より、トレードでアイテムを失うユーザーは最低で7日間 Steam ガードモバイル認証機器を有効化していることが必要となります。 そうでない場合には、不正なトレードによるアイテム流出を防ぐ為に、受け渡しまで最大で3日間Steam がアイテムをホールドします。

今回導入されたセキュリティ強化の主眼となっているのは、ハッキングの被害を防ぎ、ハッカーに利益を与えないこと。投稿ではセキュリティを強化するべく様々な試行錯誤を行ったと伝えており、最終的にマーケットに大きな影響を与える可能性をトレードオフとしながらも、本セキュリティシステムの導入に踏み切ったと説明しています。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》

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