英国のエンタメ市場において、ビデオゲーム・映画・音楽のパッケージ版の売り上げが低下中ですが、減少幅は縮小していると海外メディアが報じています。これは、英国の調査会社カンター・ワールドパネルが明らかにしたもので、消費者はスマートフォンやノートPCからのダウンロード版やストリーミングが主流となっており、パッケージ版のシェアは7月5日までの12週間で3%縮小。しかしながら昨年同期間の7%減少と比較すると、その減少幅は縮小傾向にあり、テスコ、Amazon、GAMEなどの小売大手の売り上げは増加しているとのこと。英最大手ゲーム専門チェーンGAMEは、昨年の29.1%から31.7%までパッケージ版のシェアを増加させています。また、売り上げのうち36.5%はPS4とXbox Oneユーザーなのだそうです。売り上げの減少に下げ止まりが見られているため、近い内にパッケージ版が店頭から消えるということはなさそうですが、今後さらに世界中で高速インターネットが普及すると状況は変わるかもしれません。
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