【OGC2014】福岡のゲーム産業に新風? gumi West、PlayArt Fukuokaを交えて行われた福岡セッション | GameBusiness.jp

【OGC2014】福岡のゲーム産業に新風? gumi West、PlayArt Fukuokaを交えて行われた福岡セッション

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OGC2014で4月23日、「東アジアの中心“福岡”からゲームを語る」 と題してパネルディスカッションが行われました。パネリストは福岡市役所からゲーム映像係長の中島賢一氏、gumi West代表取締役の今泉潤氏、PlayArt Fukuokadeでゲーム運営室室長をつとめる中尾達也氏が
  • OGC2014で4月23日、「東アジアの中心“福岡”からゲームを語る」 と題してパネルディスカッションが行われました。パネリストは福岡市役所からゲーム映像係長の中島賢一氏、gumi West代表取締役の今泉潤氏、PlayArt Fukuokadeでゲーム運営室室長をつとめる中尾達也氏が
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  • OGC2014で4月23日、「東アジアの中心“福岡”からゲームを語る」 と題してパネルディスカッションが行われました。パネリストは福岡市役所からゲーム映像係長の中島賢一氏、gumi West代表取締役の今泉潤氏、PlayArt Fukuokadeでゲーム運営室室長をつとめる中尾達也氏が
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  • OGC2014で4月23日、「東アジアの中心“福岡”からゲームを語る」 と題してパネルディスカッションが行われました。パネリストは福岡市役所からゲーム映像係長の中島賢一氏、gumi West代表取締役の今泉潤氏、PlayArt Fukuokadeでゲーム運営室室長をつとめる中尾達也氏が
OGC2014で4月23日、「東アジアの中心“福岡”からゲームを語る」 と題してパネルディスカッションが行われました。パネリストは福岡市役所からゲーム映像係長の中島賢一氏、gumi West代表取締役の今泉潤氏、PlayArt Fukuokadeでゲーム運営室室長をつとめる中尾達也氏が登壇。モデレーターは5月に自らも福岡オフィスを設置予定という、リンクトブレインの清水弘一がつとめました。

福岡といえば日本でも数少ない、行政がゲーム産業を強力に支援している自治体として知られています。こうした取り組みが功を奏してコンテンツ・IT系起業の福岡進出が年々増加。進出実績のうち、2012年度では30%を占めるまでになりました。PlayArt Fukuoka(2009年創業、NHN Service Technologyから2013年に商号変更)、gumi West(2012年創業)もまた、こうした企業の一つです。

はじめに中島氏が福岡の魅力について改めて解説しました。いわく▽空港から都心までが近く、東京に行くのと同じ感覚で、アジアの主要都市にも渡航できる▽オフィス賃料が東京の約4割▽住みやすく、人口あたりの学生比率が全国2位▽福岡ゲーム産業振興機構を中心とした産学官の連携でゲーム産業を支援−−などです。さらに4月からは国家戦略特区の創業特区に認定され、よりラジカルな取り組みが可能になりました。これに伴い、規制撤廃に関するさまざまな意見が募集されています。

もっとも、一番重要なのは人と人とのつながりです。中島氏は3月21日から開催されたゲームの総合イベント『GFF2014(Game Fan in Fukuoka2014)』で、黒田官兵衛のコスプレをした福岡市長を取り囲んで、ゲーム開発者やアイドル、お笑い芸人、地元のコスプレイヤー、一般市民らが収まった記念写真を紹介。この「ごった煮感」や、地方都市ならではの「人間関係の見通しの良さ」が、福岡のゲーム産業と行政による支援を象徴していると言えるでしょう。

続いて今泉氏、中尾氏がそれぞれ、福岡進出の理由について語りました。今泉氏は進出の背景として、ソーシャルゲームバブルに伴う東京での人材不足を上げました。gumi社長の國光宏尚氏が市役所を訪れ、約2時間程度のミーティングで進出を決断。当初は5人程度のチームで進出し、インキュベーションセンターを紹介してもらったそうです。

一足早く進出していたPlayArt Fukuokaでも、東日本大震災を契機に事業を拡大。2ヶ月で約100名のアルバイトを採用するなど、垂直立ち上げを実現しました。なお、この時に採用したアルバイトのうち、約8割が社員や契約社員として定着しており、サービスディレクターとして活躍しているそうです。

ただし、地元企業にとってはいきなり外からやってきて、優秀な人材をごっそり囲い込んでしまう存在(いわば「黒船襲来」)として見られることもあるのだとか。実際に「御三家」とされるレベルファイブ、サイバーコネクトツー、ガンバリオンと、これら新興企業群との間で、目に見えない距離感が感じられることもあるそうです。中島氏は自分たちが間に入ってクッション役となり、軋轢を和らげることも行政の使命だと語りました。

続いてトピックは雇用や人材育成に移りました。gumi Westが70名、PlayArt Fukuokaが220名と、今では押しも押されぬ有名企業に成長した両社。しかし、そこに至るまでの道のりでは、地方特有の事情もあったようです。

今泉氏は「地方特有の安定志向もあるのではないか」といい、ちょっとやそっとでは撤退しない、企業としての安定感や信頼感の演出が重要だったと語りました。そのためgumi Westでは玄関を重厚な雰囲気に改装したそうです。あわせて大規模プロジェクトを進めた結果、次第に社員数が拡大。ちなみに同社ではエンジニア職に男性、アーティスト職に女性が多いという傾向がみられるそうです。「管理層に男性が多いので、アーティスト職のマネジメントが課題ですね」(今泉氏)

中尾氏は「アーティストやエンジニアなどは専門学校から直接採用する例が多いが、ゲームの運営には専門学校がない」として、アルバイトから社員を登用し、2年くらいかけて一人前にすると語りました。しかし、東京と違ってゲーム運営から次のキャリアパスが描きにくく、せっかく育てた人材が転職する例もみられたとか。そこで最近ではPlayArt Fukuokaでもゲームデザイナーやプロデューサーが活躍できる環境を整備中。「地方に進出する際は、長期的なビジョンも踏まえたキャリアプランの整備が重要です」(中尾氏)

また福岡市に求めるものとして、中尾氏はイベントでの集客力が東京に比べて弱い反面、継続率は高いという特徴を挙げました。そのためイベントを行政が一緒に盛り上げてくれると嬉しいといいます。

今泉氏は「市役所も福岡のゲーム会社も、みな40歳前後が元気な一方で、若い人に元気がない気がする」とコメントし、gumi Westは平均年齢が28歳くらいの若い企業なので、そうした面でも空気感が違うと語りました。地方の常として優秀な男子学生ほど県外で就職するため、いかに彼らをつなぎ止められるかが課題だといいます

こうした意見に対して中島氏は、これまでコンソール中心だった福岡市のゲーム産業に対して、両社のようなソーシャルゲーム会社が進出してきて、新しい風が吹いていると回答。行政ならではの環境整備策で業界に貢献していきたいと抱負を語りました。その上で最終的には「人と人のつながり」が大事だと改めて強調し、福岡市はこれらの支援を無料で力強く行っているとアピールしました。
《小野憲史》

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