エレクトロニック・アーツは、John Riccitiello氏(ジョン・リッチティエロ)が最高経営責任者(CEO)及び取締役会メンバーの地位を3月30日付で辞任すると発表しました。正式なCEOの後任は、現在取締役会が社内及び社外から適切な人材を探している最中で、その間スムースな引継ぎが行えるよう、1991年から2007年までCEOを務めたLarry Probst氏がエグゼクティブチェアマンに就任。Probst氏はRiccitiello氏の辞任について、「ジョンは業界における困難な移行の中で、企業を懸命に率い、かつ非常に大規模なデジタル収益の幕開けともなった」とコメント。またRiccitiello氏も、「CEOを務めた6年間で共に果たした功績を誇りに思い、新たなリーダーが会社の革新と成長における次のフェーズに入るために、バトンを手渡す適切な時期と感じた」とコメント。この突然とも思えるCEO辞任に関して、Robert W. Baird & Co.のアナリストColin Sebastian氏は、会計年度の終わり、次世代コンソールサイクルへの移行、今年後半に発売される『バトルフィールド』やEA Sports大型ラインアップに向けての、筋が通ったタイミングだと分析。昨年には、元Microsoft幹部で現COOのPeter Moore氏がCEOの後任候補に噂されることもありましたが、果たして誰が後を継ぐことになるのか、今後の続報に注目です。
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