やや旧聞になりますが、『シムシティ』や『クライシス』、『EA Sports』などの人気シリーズを抱えるEA(エレクトロニック・アーツ)が、自社の売却を検討しているとNewYorkPostが報じています。情報元によると、売却に関する議論はまだ初期の検討段階であり、PEファンドの大手であるKKR(Kohlberg Kravis Roberts & Co)とProvidence Equity Partnersが興味を持っているということです。この件に対しEA側は「噂と推測に対してコメントは行わない」と答えており、FFRのHenry Kravis氏とProvidence社のJonathan Nelson氏もコメントを控えています。なおProvidence社は、ほかにも大手独立系ゲーム会社であるBethesdaを所有しています。米国のビデオゲーム市場は昨年の11月以降伸び悩んでおり、7月には20%も売上げを落しています。NPDの調査によると、先月時点までのトータルの販売数は一年前の6億8630万ドルから5億4840万ドルまでに減少しているということです。
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