ベクターは主力のオンラインゲーム事業において、大型タイトルで不正利用が続き対策が遅れたこと、大型タイトル以外が低調に推移したことなどから平成24年3月期の業績予想を大幅に下方修正し、当期純利益はマイナスとなる見込みと発表しました。またベクターは不振となっていた『レインボーアーチ 〜童話王国〜』『FULL METAL RIDE』『DEMONS CODE』『ブラウザ原人』『三国志牧場』『無敵!料理王』の6タイトルのサービスを終了することを決定。これに伴い1億200万円の減損損失を計上するとのこと。以上のことから平成24年3月期の連結業績予想は売上高36億3800万円(修正前 42億5000万円)、営業利益3400万円(4億5000万円)、経常利益4000万円(4億5000万円)、純損失5600万円(純利益2億5000万円)としています。また、純損失を計上する見込みとなったことから無配とすることを決定しています。
『ポケポケ』ヒットでディー・エヌ・エーの業績は安泰も他事業の成長停滞が鮮明に。“オールイン”のAI戦略は結実するか?【ゲーム企業の決算を読む】 2025.6.11 Wed 『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』の大ヒット…