ベクターが発表した平成23年3月期の第3四半期業績は売上高に相当する営業収益が30億6400万円、営業利益3億9500万円、経常利益4億0200万円、純利益が2億3200万円となりました。物流子会社を売却した影響で前年同期と単純に比較はできませんが、全体として成長基調にあります。それを支えるのが第3の創業と位置付けているオンラインゲーム事業。現在ベクターではクライアント型のオンラインゲーム、ブラウザゲーム、モバイルゲームの3つの分野のゲームに取り組んでいて収益の柱へと成長しつつあります。ゲーム事業の全体の売上高に占める割合は昨年度の18.1%から今年度には41.4%まで上昇する見込みです。同社はCD-ROM付きの書籍から始まり、オンラインのソフトウェアダウンロードサイトを展開、そしてオンラインゲームへと時代と共に事業構造を転換していますが、ゲーム事業への転換はかなりの程度進んでいると言えます。既存事業はいずれもマイナス成長となりましたが、ゲーム事業の急拡大が支える形です。今期は全てのタイプのゲームのラインナップ拡充を図っていて、オンラインゲームは1→5タイトル、ブラウザゲームは3→5タイトル、モバイルは3→10タイトルと昨年度と比較して大幅に増加する見通しです。
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