キャンペーンではイランの過激派テロリスト「RLP」制圧というストーリーを軸に、実在の各地における米軍とイラン民兵の戦い描かれる『バトルフィールド3』ですが、本作の販売がイランにて法的に禁止された事が、バングラディッシュの新聞Daily Starのニュースサイトにて報じられています。そもそもイラン国内では、販売を担当するパブリッシャーが居なかった本作ですが、同サイトによれば、テヘランに拠点を置くIT組合が「この違法なゲームの販売は禁じます」とIT雑誌にて警告したとのこと。1人の店舗オーナーの証言によれば、既に『バトルフィールド3』を売っていた数人の販売者がイラン警察に逮捕されたそうです。なおDaily Starでは、5,000人以上のイランの若者たちが『バトルフィールド3』の販売を中止する様にオンライン嘆願書に署名したとも報じられているようです。今回の件に対し、当事者であるエレクトロニック・アーツは「発売禁止によって海賊版が消費者に渡ってしまう事が防がれるのを願うだけです」とコメントしています。
「コンテンツ庁は必ず必要になる」コーエーテクモ襟川社長ら有識者が熱望―AMDシンポジウム「世界のコンテンツ産業支援状況から考える 日本のコンテンツ パワーアップへの道」レポート 2023.11.21 Tue