【GDC China 2011】日本でも成功するHappy Elementsが語る「長く愛されるソーシャルゲーム」の作り方と国際展開 | GameBusiness.jp

【GDC China 2011】日本でも成功するHappy Elementsが語る「長く愛されるソーシャルゲーム」の作り方と国際展開

北京に拠点を置くソーシャルゲームデベロッパーのHappy Elementsは『マジック水族館』『はじめようマイ・キングダム』『エターナルクロニクルズ』などのヒット作で知られ、フェイスブックで第6位のデベロッパーとなっています。日本でも活躍する同社のチーフ・プロダク

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北京に拠点を置くソーシャルゲームデベロッパーのHappy Elementsは『マジック水族館』『はじめようマイ・キングダム』『エターナルクロニクルズ』などのヒット作で知られ、フェイスブックで第6位のデベロッパーとなっています。日本でも活躍する同社のチーフ・プロダク
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北京に拠点を置くソーシャルゲームデベロッパーのHappy Elementsは『マジック水族館』『はじめようマイ・キングダム』『エターナルクロニクルズ』などのヒット作で知られ、フェイスブックで第6位のデベロッパーとなっています。日本でも活躍する同社のチーフ・プロダクト・オフィサーRony Xu氏は「Getting Social Games to Play Global」と題した講演を行いました。

Happy Elementsは2009年に創業。本社の北京には270名、東京スタジオには25名のスタッフを抱え、フェイスブックを中心に世界各地のソーシャルネットワーク向けにゲームを提供しています。近年注目されているベンチャーキャピタルDCMからも出資を受けています。

Xu氏が語ったのは「いかにソーシャルゲームの寿命を延ばすか」という議論です。同社の代表作『マジック水族館』は自分だけの水族館を作るゲームですが、同様のゲームはフェイスブックだけでも『Happy Aquarium』(CrowdStar)、『FishVille』(ジンガ)など強力なライバルが存在しました。しかし現在では他の2作を大きく引き離すユーザーを獲得できているそうです。

『マジック水族館』の施策は大きく言えば「開発し続けること」(Xu氏)となります。ユーザーがいずれゲームに飽きるのは自明のこと、であれば飽きさせないように定期的なアップデートを行えば良い、ということになります。ユーザーを新規にAcquire(獲得する)だけでは限界がありコストもかかりすぎます。Sustein(維持する)ことに注力することが大事になります。

アップデートといっても様々です。Xu氏は「Mechanics」(メカニクス)、「Feature」(フィーチャー)、「Contents」(コンテンツ)という3つにアップデートの種類を分類しました。Mechanicsはゲームプレイと言い換えても良いかもしれません。ゲームのルールを変えてしまうようなアップデートです。後に行くほど小規模なものになります。これをバランス良く行う必要があります。

ここでHappy Elemtntsがゲーム開発の際に検討するフローが示されました。「テーマ」→「コアゲームプレイ」→「ロンチ」→(最初の30日)→(最初の3ヶ月)→「アップデート」という流れです。ソーシャルゲームはサービスであり「豪華なケーキはカットして徐々に出していき、流れとして満足を得てもらう施策が必要」(Xu氏)ということです。

『マジック水族館』の場合のメカニクスに当たるは「魚を買う」「集める」「換金する」といったものです。これは滅多に追加されません。ようやく一昨日「新しいアクアリウムを追加する」という機能が追加になったそうです。フィーチャーは魚を集めて遊べるカジノなどのミニゲームがあります。またコンテンツとしては魚の種類やデコレーションといったものがあります。

アップデートにより、DAUや売上は確実に反応しているそうです。提示されたグラフを見ればそれは一目瞭然です。運営開始から少ししてピークを作り、下降気味でしたが、積極的なアップデートで回復。現在は過去最高水準を維持しています。今後も新鮮なコンテンツを投入することでこれを維持・伸ばしたい考えのようです。

■グローバル化で成功

Happy Elementsは積極的なグローバル化も進めています。『はじめようマイ・キングダム』は日本のミクシィやハンゲーム、韓国のDaum、Cyworld、中国の人人網、Q-zone、そしてフェイスブックなど10以上のプラットフォームで展開され、ミクシィで3位にランクインするなど成功を収めています。

ちなみに『はじめようマイ・キングダム』の各SNS別のDAUと売上も示されましたが、売上ではミクシィが圧倒的で、フェイスブックが続くという順になっているそうです。DAUでは中国のプラットフォームが多いのですが、ユーザー数は限られる日本のSNSのプレイヤーが支えているようです。

また、Xu氏はフェイスブックは単独で8.5億人のユーザーを抱えているものの、ミクシィ、Mobage、GREE、人人網、関心網など地域に根ざしたSNSは約15億人、さらにヤフーやグーグル、iOSやAndroidのアプリストアなど周辺も約20億人のユーザーを抱えていることから、様々なプラットフォームをカバーしていくことの重要性を語りました。また、フェイスブックの中でも非英語圏のユーザーが増加していることに注目すべきと述べていました(インドネシアやトルコなど)。

同社ではGIP(Global Integration Platform)という各SNSのAPIや地域別に異なる決済手段を抽象化するプラットフォームを構築。複数のSNSで同時にゲームを展開することを可能としているとのこと。現在のところ外部への解放はされていませんが、そうした展開も今後は有り得るかもしれません。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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