ソーシャルゲームデベロッパー最大手のジンガは、今秋にも上場を計画し、今週水曜日中にもSEC(アメリカ証券取引委員会)に対して上場申請を行うとCNBCが伝えています。ジンガは『FarmVille』『CityVille』『Empires & Allies』など多数のゲームをフェイスブックを中心に展開するデベロッパー。AppDataによれば月間アクティブユーザー(MAU)は2億7200万人となり世界最大。ジンガは15億ドル〜20億ドル程度を調達したい意向で、売り出し総数は発行済株式の約10%。時価総額は150〜200億ドルになる可能性があります(1ドルは約80円)。これはエレクトロニック・アーツの70億ドルを大きく上回りソフト専業メーカーではトップになる計算です。Linkedin、Pandora、などインターネットの新興企業が次々に上場していますが、ジンガはフェイスブックと並んで大きく期待が集まっている企業です。どこまでの値が付くのか、またSECへの提出資料から明らかになるであろう現在の業績がどのようなものなのか、注目が集まります。
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