米ゲーム業界、NPDの売上データに苦言を呈する | GameBusiness.jp

米ゲーム業界、NPDの売上データに苦言を呈する

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CNNは、エレクトロニック・アーツなどがNPD Groupの発表する月次の売上データがゲーム業界の現状を正確に表していないと苦言を呈していると伝えています。

NPDを巡ってはTHQのBrian Farrell CEOも同様の苦情を寄せています。彼らの言い分で共通するのは、NPDが集計しているのはパッケージ販売のみで、Xbox LiveやPSN、AppStoreやAndroid Marketなどのデジタルな販売を含んでいないということです。

「NPDのデータを使ってゲーム業界の販売を測るのは、音楽の販売でiTunesの数字を無視するのと同じ過ちです。NPDのデータは業界の見方を誤らせると私たちは考えています」とEAのコーポレートコミュニケーション担当の役員Tiffany Steckler氏はコメントしています。同社では1年間でデジタル関連の売上が39%も増加しました。

EAと業界首位を争うアクティビジョン・ブリザードにとってはもっと深刻で、同社の売上の約半数は『World of Warcraft』などの月額課金が占めます。

一方でWedbush MorganのアナリストであるMichael Pachter氏は依然としてパッケージの販売はゲーム業界で重要な位置を占めており、伝統的な企業の多くはジンガのようにデジタルのチャンスを掴んでいないと指摘します。「EAがパッケージの売上は問題にならないと言うのは、(家電量販店の)Best Buyがテレビの売上を気にしないというのと同じくらい馬鹿けた話」とコメントしています。

またNPDのAnitz Frazier氏も、四半期ごとにデジタルの売上を集計していて、その分野にも広げていく意向を示しています。
《土本学》

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