Maya、3ds Max、Softimageなど主要なDCCツールをラインナップするオートデスク。近年はキャラクターアニメーションを実現するミドルウェア「Autodesk HumanIK」とAIのミドルウェア「Autodesk Kynapse」などゲーム分野に力を注ぎます。先日にはゲーム開発向けのライティングミドルウェア「Beast」を開発するIlluminate Labsを買収しましたが、続いて今月に入ってから、いよいよ中核のゲームエンジンであるWild Pocketsを買収したことが明らかになりました。Wild Pockets Engineは、ブラウザベースの3Dゲームを開発することのできるゲームエンジンで、無償で提供されています。ユーザーにとってはFlashのようにプラグインをブラウザにインストールする必要がありますが、逆に言えばそれだけで高度な3Dゲームをブラウザ上で遊べるようになります。クラウドベースのファイルホスティングやコラボツールが用意されていて、複数人での遠隔地での共同ゲーム開発も可能です。また、アセットライブラリが充実していて、モデル、テクスチャ、サウンド、スクリプトなど不得意分野は他人が作った素材で済ませることもできます。GamesBeatによれば今後の方針は不明だということですが、DCCツール群との連携もありそうですね。
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