JPモルガン証券、グリーを「Neutral」でカバレッジを開始 | GameBusiness.jp

JPモルガン証券、グリーを「Neutral」でカバレッジを開始

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JPモルガン証券は、11月25日付けレポートで、グリー<3632>について、投資判断「Neutral」でカバレッジを開始し、達成予想期間2011年11月までの目標株価を1000円に設定しました。目標株価は、割引キャッシュフロー(DCF)法に基づいて算定しています。

同証券では、グリーについて、携帯ソーシャルゲームの草分け的存在で、『釣り★スタ』の成功により、競争の少ない分野でユーザー基盤を構築することに成功したと評価する一方、現在では、ディー・エヌ・エー<2432>が市場トップの座を占め、コンテンツの提供、販促費用、ユーザー課金の面で苦戦を強いられている、としています。いずれも株価には織り込まれているものの、収益の伸び率は鈍化傾向にあり、業績を一変させるようなカタリスト(触媒)も見当たらない、とのこと。

また、同証券の懸念は、最近の業績指標の低迷。2010年6月にオープン化し、内製ゲームを2タイトルを発表したにもかかわらず、2010年7-9月期のARPUの伸び率は2.5%増(192円/月)に留まる一方、販促費用(ユーザー獲得費用)は22.3%増(549円/月)となっています。この状況を改善するには、最終的には新作に替えることしかないが、プラットフォーム間の競争の激化やコンテンツの増加などを考えると、他社を圧倒できるタイトルを生み出すのは容易ではない、とみているようです。

なお、同証券の業績予想は、2011年6月期の営業利益が284億円(前期比44.9%増)、2012年6月期が323億円(前期比13.7%増)、2013年6月期が358億円(前期比10.9%増)です。
《木村英彦》

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