「デジタルゲームの教科書」は、ゲーム業界がどのように形成され、現在どのような状況で、将来どこに向かうのかという内容を体系的に紹介した"教科書"的な一冊。ゲーム業界で活躍する多くの執筆陣が全24テーマで語っています。
書籍版は2380円ですが、『デジタルゲームの教科書 HD』は1900円と少しばかりお得。また、7月11日まで期間限定で900円で販売中となっています。
『デジタルゲームの教科書 HD』では初版での誤字・脱字や事実誤認が修正されているほか、図版や写真がカラーになっているとのこと。
私も書籍で手にとってみましたが、非常に充実した内容で、ゲーム業界を俯瞰するのに適した一冊です。これからゲーム業界を志望される方はもちろんのこと、現在業界で働いている方にとっても、全体を眺める上で非常に有益なものになるでしょう。
著者: デジタルゲームの教科書制作委員会
スーパーバイザー: 松井悠 / 新清士 / 小山友介 / 池谷勇人 / 記野直子 / 中村彰憲 / 佐藤カフジ / 岩間達也 / 徳岡正肇 / 小野憲史 / 中田さとし / 藤本徹 / 鴫原盛之 / 七邊信重 /
三宅陽一郎 / 八重尾昌輝 / 大前広樹 / 藤原正仁
■「デジタルゲームの教科書」目次
第1章 ゲーム産業の全体像
第2章 ゲームが消費者に届くまで
第3章 ゲームとゲーム産業の歴史
第4章 転換期を迎える国内ゲーム市場
第5章 北米ゲーム市場
第6章 アジア圏のゲームシーン(韓国・台湾・中国・東南アジア)
第7章 ネットワークゲームの技術
第8章 PCゲームとオンラインゲームの潮流
第9章 アイテム課金制による無料オンラインPCゲーム
第10章 ソーシャルゲーム
第11章 携帯ゲーム
第12章 日本タイトルの海外へのローカライズ
第13章 海外産のゲームの日本展開における課題
第14章 シリアスゲーム
第15章 デジタルゲームを競技として捉える「e-sports」
第16章 アーケードゲーム業界の歴史と現況
第17章 ゲーム業界に広がるインディペンデントの流れ
第18章 ノベルゲーム
第19章 ボードゲームからデジタルゲームを捉える
第20章 ARG(Alternate Reality Game)
第21章 ミドルウェア
第22章 プロシージャル技術
第23章 デジタルゲームAI
第24章 ゲーム開発者のキャリア形成
デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド
postedat 2010.7.7
デジタルゲームの教科書制作委員会
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