ゲーム開発の規模が拡大される中で、派手なグラフィックやムービーに多くの予算が割かれる一方で、サウンドには余り予算が投じられないというのは良く聞く話です。Games Meed FilmではSCEEのDan Bardino氏、ユービーアイソフト傘下のReflectionsスタジオのJoh Vincent氏、Media MillのJerry Ibbotson氏が招かれ、パネルディスカッションが行われました。人気のレースゲーム『Driver』の最新作に携わっているVincent氏は「サウンドには全体の8〜10%程度の予算しか割り当てられていない」と言います。また、Ibbostson氏は「PS2の時代には全体の2%程度ということもあった」と証言。「ライセンス音楽の場合、その予算はマーケティング費用から出る場合もある」とのこと。とはいえ、平均的には約10%程度がサウンド予算のようです。一方でVincent氏は音楽が過小評価され過ぎているわけではないと言います。「私が出会った人たちが素晴らしいのかもしれませんが、ユービーアイとReflectionsは音楽の重要性を十分に認識していますし、アイドスやミッドウェイもそうでした。ただ、同僚達からはAAAクラスのタイトルでも怖くなるような話は沢山聞いていますけど・・・」ちなみに映画の場合のサウンドの予算は20%程度が通常のようです。
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