海外RPGはコードの新たな活用法を提案しています。Biowareは『Mass Effect 2』において、DLC(ダウンロードコンテンツ)とオンライン認証を組み合わせた中古対策を行うとのことです。『Mass Effect 2』では「The Cerberus Network」と呼ばれるポータルを通してDLCを入手する仕組み。製品には「The Cerberus Network」を使用可能とするコードが付属しますが、使えるのは1回のみ。中古品や不法コピーだった場合は「The Cerberus Network」が使えませんが、15ドル(約1400円)でコードが販売されており、これを購入することで新品同様のアクセス権が得られるとのことです。「The Cerberus Network」ではDLCや新キャラクター、新ミッションなどが配布されるとのこと。1月26日には北米発売と同時に無料のDLCが予定されています。海外ゲームサイトGamasutraはBiowareの姿勢を「不正コピーや中古販売と戦う」ものであると評価しますが、同サイトに送られてきた「The Cerberus Network」用のコードが2012年1月1日に期限切れになる点に注目、「ゲームがダウンロードやサーバー認証にますます依存することで、将来的なプレイアビリティへの疑問が生まれる」とコメントしています。「The Cerberus Network」はユーザーにもメリットがあるため受け入れやすいと思われますが、ネットワーク環境を持たない人やサービス終了後にどうなるかといった点に関しては更なる対策が期待されます。
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