「最初に1万3000円に値下げしたゲーム機がプレイステーション2の客層を受け継ぐ」とEAのCEOは予想します。EAのCEOであるJohn Riccitiello氏は海外ゲームサイトGamasutraのインタビューに対し、任天堂が革新を続け、コスト競争力を強化しなければ競争に勝ち残れないとしています。Riccitiello氏はWiiが成功するためには「無視できない、有無を言わさぬ存在感を持つゲーム機」であり続けることと「サードパーティが任天堂からより適切なサポートを受けられるようになること」が必要であると指摘。これまでの任天堂はファーストパーティ中心主義だったもののサードパーティをサポートする方法を学びつつあると評価しています。プレイステーション2がものにした大きな市場はどの機種も継承していない、とするのがRiccitiello氏の意見。「最初に149ドル(約1万3000円)に値下げしたゲーム機が、多くを受け継ぐだろう」としています。「Wiiがなくなることはないでしょう。しかし、彼らが現行の199ドル(約1万8000円)に固執し革新を行わないなら、既にマイクロソフトやソニーが発表していることと競争するのに苦労することでしょう」と結論づけています。プレイステーション2は前世代機ながら現在も売れ続けていますが、価格とソフト資産が魅力となっていることは想像に難くありません。最初に1万3000円に値下げでき、次世代において現在のプレイステーション2の地位に就くのはどの機種なのか、ゲーム機戦争はまだまだ予断を許さない状況であるようです。
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