
ILLUMINATIONとインフィニットループは、『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』のアーケード版『スーパーリアル麻雀AC』を2026年冬に稼働予定と発表しました。
『スーパーリアル麻雀』が約28年ぶりにゲーセンへ帰ってくる
本作は、2026年8月にPC(Steam)で発売された『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』をベースにした2人打ち脱衣麻雀ゲーム。タイトルの「AC」は「Arcade Comeback(アーケード・カムバック)」の略で、1999年稼働の『スーパーリアル麻雀VS』以来、約28年ぶりにシリーズがゲームセンターへ戻ってきます。

登場ヒロインは遠野みづき、藤原綾、早坂晶、そしてシリーズ初代ヒロインのショウ子の4人。キャラクター、麻雀、ご褒美シーン、ボイスといった基本内容はSteam版を引き継ぎつつ、ゲームセンターでテンポよく遊べるよう一部に調整が加えられています。
なお、現代のゲームセンターの表現基準に対応するため、脱衣シーンの一部には基本的に"謎の光"が入るとのこと。表示内容は設置店舗の設定などにより異なる場合があるそうです。

アーケード化のきっかけは、アーケードゲーム基板・exA-Arcadiaのエリック氏から届いた「アーケード版を出しませんか?」という一通の連絡だったとのことです。
Steam版が国内売上ランキングで5日連続1位、グローバルでも最高8位を記録した反響も後押しとなり、最大の壁だった表現基準についてもエリック氏が業界の自主基準の確認と相談を重ねたことで、稼働の道筋が見えたといいます。本作はexA-Arcadiaと共通のシステム基板を使いながら、通常のexA-Arcadiaタイトルとは異なる運営・提供形態をとる大人向けアーケードゲームブランド「Hawt Pink Club(ホットピンククラブ)」から発売されることになりました。

通常のexA-Arcadiaは2019年に登場した業務用アーケードゲームプラットフォームで、システム基板を導入した筐体ならゲームカートリッジの交換だけで新タイトルを稼働できるのが特徴です。
A、B、C……N!あの「麻雀コンパネ」が令和によみがえる
リーチ、ポン、チー、ロンのボタンが並ぶ、昔ながらの「麻雀コンパネ」(麻雀用コントロールパネル)も本作で復活します。
いまや麻雀コンパネを製造しているメーカーはほとんどないため、exA-Arcadiaが『スーパーリアル麻雀AC』のために新たに製造。筐体の前に座ってボタンで牌を切る、当時と同じ遊び方ができます。ただし、設置店舗によってはレバー+ボタンでのプレイになる場合もあるとのことです。

導入店舗はまだ決まっていない……「届ける」ためのクラウドファンディングを実施
もっとも、現時点で『スーパーリアル麻雀AC』の導入が決まっているゲームセンターはまだありません。アーケードゲームは、対応筐体を持つ店舗に導入を判断してもらう必要があるためだとしています。
警察庁の統計によれば、ゲームセンターの数は1986年の26,573店から2025年末には4,184店と最盛期のおよそ6分の1にまで減少。成人向けの表現を含む作品を扱える店舗となると、候補はさらに限られるそうです。

そこで、本作を1台でも多く全国のゲームセンターへ届けるため、CAMPFIREでクラウドファンディングが実施されることになりました。プロジェクトページは11月6日12時に公開されており、支援受付は11月12日21時からスタートします。
プロジェクト名:約28年ぶりのアーケード復活。『スーパーリアル麻雀AC』をあなたの街へ届けたい!
支援受付期間:2026年11月12日21時~12月20日23時59分
目標金額:100万円(All-In方式)
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/991284
※支援は日本国内在住者のみ

札幌・東京から全国へ!体験イベント「スーパーリアル麻雀ACキャラバン」
クラウドファンディングで集まった支援は、全国のゲームセンターなどを巡る体験イベント「スーパーリアル麻雀ACキャラバン」の開催にも使われます。
開催は2027年2月頃から順次予定されており、各会場では試遊のほか、開発スタッフによるトークショー、関連グッズの物販、シリーズ関連の展示、開発資料の公開などが予定。参加は18歳以上に限られ、支援者には参加チケットの優先申込権が用意されます。

目標の100万円を達成した場合は、開発のILLUMINATIONとインフィニットループ、権利元のマイティークラフトが拠点を置く札幌と、東京で開催。支援額に応じて開催地域が広がっていきます。
支援金額に応じた開催地域
100万円:札幌・東京
300万円:+関西
500万円:+中部/北陸
700万円:+九州
900万円:+中国/四国
1,100万円:+東北
目標金額に届かなかった場合も、札幌・東京でのキャラバンは規模を調整して開催するとのこと。声優の出演は未定です。

実際に使われたセル画も!当時品を含む豪華リターン
リターンは1,000円のお礼メールから、P's CLUB会員証、ショウ子「天和」Tシャツ、ヒロインのアクリルスタンド、デスクマット、ちびぬいぐるみまで幅広くラインナップ。シリーズ歴代のインストカードをアクリルスタンドにした「インストアクリルスタンド10種」(50,000円)も登場します。
さらに、権利元のマイティークラフトの協力により、当時のポストカード(150,000円・20名限定)や、実際に使われたセル画(200,000円・各1名限定・全5種)といった当時品のコースも用意されています。
なお、本作のソフトキットやシステム基板、筐体一式はリターンに含まれません。









あわせて、本作を設置する店舗・施設も募集中です。
exA-Arcadiaのシステム基板を導入済みの店舗ならカートリッジを差し込むだけで稼働でき、未導入の店舗やゲームセンター以外の施設からの相談も問い合わせフォームで受け付けています。対応筐体については公式サイトで案内されています。
プロデューサー・松井健太郎氏コメント
ゲームセンターでスーパーリアル麻雀に出会い、その魅力に取り憑かれた少年が、今こうしてプロデューサーをしています。数年前の自分に「VRで作るよ」と言っても信じなかったでしょうし、「アーケード版も出すよ」と言ったら笑われたと思います。
でも今、それが現実になろうとしています。ただ、ゲームを完成させるだけでは足りません。置いてくださる場所がなければ、遊んでいただけないからです。だから今度は「作る」から「届ける」へ。一つでも多くの街へ、スーパーリアル麻雀を届けに行きます。
株式会社インフィニットループ 代表取締役会長/本作プロデューサー 松井健太郎
『スーパーリアル麻雀AC』は、exA-Arcadiaシステム基板向けに2026年冬稼働予定。ベースとなった『スーパーリアル麻雀 Venus Returns』は、PC(Steam)向けに発売中です(リンク先は成人向けのため注意)。









