Microsoftのレースゲーム『Forza Horizon 6』で、痛車を制作・共有していたプレイヤーの作品が削除されたり、アカウントが一時停止されたりしたとの報告がXなどで相次いでいます。
こうしたなか、運営チームは公式FAQを更新し、ステッカーや車両デザインをはじめとするユーザー生成コンテンツ(UGC)の審査方法と取り締まり基準を明確化しました。
シリーズで親しまれてきた「痛車」に削除・BAN報告

『Forza』シリーズには、ステッカーや車両デザインを作成し、ほかのプレイヤーと共有できる機能が伝統的に実装されています。この機能は、アニメやゲームのキャラクターで車両を装飾する日本の「痛車」文化とも相性が良く、過去作でも多くのプレイヤーに利用されてきました。
痛車は、デザインの大胆さや使用するイラストの傾向を問わず、日本の自動車文化のひとつとして広く定着しています。ついに日本が舞台となった最新作『Forza Horizon 6』でも、さまざまな痛車が制作・共有されてきました。
しかし近ごろ、痛車を制作・公開していたクリエイターの作品が削除されたり、ユーザーのアカウントが一時停止されたりしたとの報告が相次ぎ、プレイヤーの間で不安が広がっています。
通報されたコンテンツは人間のモデレーターが確認

そんな中、運営チームは行動規範を更新し、通報されたコンテンツは通報件数にかかわらず共通の審査キューへ送られ、人間のモデレーターが目視で確認したうえで判断する体制であることを明記しました。
アニメやゲームのキャラクターを描くこと自体は違反とはされていないものの、胸や尻を強調した表現、性的な表情、下着や肌の過度な露出などは禁止対象になると説明。違反行為は「極端な違反」「チートおよび改変」「不適切なUGC」など、5つのカテゴリーに分類されています。
また、UGCでの使用が禁止される図像・モチーフの例として、ハーケンクロイツ、南軍旗、SSルーン、ヴォルフスアンゲル、黒い太陽、矢十字、文脈によって問題となる鉄十字、旭日旗などが公式FAQにて挙げられています。
Clarifications to the Code of Conduct regarding Itasha Liveries
by
u/KillerSpectre21 in
ForzaHorizon
この変更をめぐりRedditでは、性的表現の線引きが曖昧だとして、健全な作品の作者まで処分されることや、悪意ある集団通報、審査の精度を懸念する声が上がっています。
一方、全年齢対象の作品である以上、過度に性的な表現の制限は妥当だとする意見もみられました。
なおGame*Sparkでは、今回のUGC削除やアカウント停止などについて、マイクロソフトに問い合わせを行っています。
『Forza Horizon 6』は、PC(Steam/Microsoft Store)/XBOX Series X|S向けに発売中。Microsoft StoreではGame Passにも対応しており、2026年後半にはPS5版もリリースされる予定です。
¥3,873
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)









