ライセンスなしで制作「Steam Machine」コンパニオンキューブ型ケース販売中止・返金へ―Valveが取り下げ指示 | GameBusiness.jp

ライセンスなしで制作「Steam Machine」コンパニオンキューブ型ケース販売中止・返金へ―Valveが取り下げ指示

「先に許可を求めるべきだった」

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ライセンスなしで制作「Steam Machine」コンパニオンキューブ型ケース販売中止・返金へ―Valveが取り下げ指示
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ガジェット販売などを行うdbrandは、先日予約受付を開始した「Steam Machine」用コンパニオンキューブ型ケースについて、Valveのライセンスを取得せずに制作・販売していたことを認め、販売中止および全額返金対応を行うと発表しました。



発売からわずか数時間で販売中止に

dbrandは2026年6月22日午前3時頃に同製品の販売を開始。dbrand15年の歴史において、「Switch 2 Killswitch」に次ぐ2番目の速さで売れた製品となりましたが、その直後にValveの法務チームから連絡が入ったとしています。



Valveはコンパニオンキューブが同社の知的財産であり、dbrandはそのライセンスを保有していないとして、製品ページおよびプロモーション動画の即時削除を要求。dbrandはこれを受け入れ、正式なライセンスのもとで販売を継続できないか交渉を試みましたが、Valveにはこれを断る十分な権利があったとして、拒否の判断を受け入れています。

1,000時間以上を費やした情熱のプロジェクト

dbrandによれば、本製品の開発は2025年11月12日のSteam Machine発表当日に始まり、コンセプトレンダーと事前登録ページを公開したところ、初日だけで1万5,000人以上が通知登録を行ったといいます。

その後7ヶ月にわたり、インダストリアルデザインチームが1,000時間以上を費やして開発を進め、44種類もの射出成形ツールを開発。製品全体を一から再設計することも一度ではなかったとのこと。プロモーション動画の撮影のためには大学キャンパスを借り切るほどの力の入れようで、99ドルの「貧乏キューブ(Poverty Cube)」エディションは1個売るごとに赤字が出る状態だったといいますが、「組織全体の情熱プロジェクトになっていたため、それは関係なかった」としています。しかし、「残念ながら、自分たちが作ったものを誇りに思うからといって、それを作る権利が与えられるわけではなかった」と語っています。

「先に許可を求めるべきだった」

dbrandは声明の中で、「Valveは何も悪いことをしていない。彼らは多くの人に愛されるゲームフランチャイズを築き上げており、それをどのように使用するかを決める権利は彼らだけにある」と述べ、先に許可を求めるべきだったと謝罪しています。

また、Valveの法務チームとのやり取りについては「直接的かつ公平で、終始、敬意を払った対応をしてくれた」と述べ、その判断を公平なものとして受け入れています。

購入者への返金は既に対応中とのことで、今週末までに返金が確認できない場合はdbrandに問い合わせるよう呼びかけています。なお、現在、予約受け付けのリンクは今回の状況を説明するredditへのリンクへと変更されています。


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