バンダイナムコHDは2026年3月期第2四半期決算説明会の関連資料を公開しました。
『ナイトレイン』や『たまごっちのプチプチおみせっち』で予想を上回る業績に

家庭用ゲーム事業では、『ELDEN RING NIGHTREIGN』のワールドワイドヒットはもちろん、『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』も人気を集めるなど新作タイトルは好調を見せた一方、リピートタイトルの販売本数が減少したとの見解を示しています。これらを踏まえたデジタル事業全体での実績は、前年同期比ではセグメント利益が減少することとなりましたが、事業計画における予想は売上、利益の双方で上回りました。

『ダークソウル』は新作出ずとも5年でシリーズ累計1,200万本を売上

また、決算説明会に先立って10月1日に公開されていたIR資料では主要タイトルの累計出荷本数等も公開。30年間で6,100万本を売り上げる『鉄拳』シリーズの根強い人気もさることながら、2016年の『ダークソウル3』以降新作は未発売の『ダークソウル』シリーズは3,971万本を売り上げていることが明かされました。本資料において集計されているのはバンダイナムコエンターテインメントがパブリッシングを行う海外販売分のみとのことで、国内分もあわせれば4,000万本を優に超えていることは想像に難くありません。

『ダークソウル』シリーズについては、2020年にフロムソフトウェアより全世界累計販売本数が2,700万本を突破したことが公開されていましたが、今回の発表からはそれからたった5年でさらに1,200万本を売り上げたことが読み取れます。国内外で大ヒットを博した『ELDEN RING』や衝撃的復活を遂げた『アーマード・コア6』など、話題に事欠かなかったフロムソフトウェアの5年間を象徴する数字といえそうです。










