2025年10月7日、サミーは一般社団法人「日本ポーカー振興協議会」を設立したことを発表しました。
複数の団体が乱立するポーカー業界に新風をもたらすか

今回設立された「日本ポーカー振興協議会」はポーカー業界の持続的な発展と更なる振興を目的としており、役員には以下の企業のメンバーが名を連ねています。
法律事務所ZeLo
Waitinglist
サミー
博報堂
GENDA GiGO Entertainment
DMM.com

サミーはスマートフォン向けポーカーアプリ『エムホールデム』を配信しており、また日本各地でポーカーが楽しめるアミューズメント施設「m HOLD'EM」を運営しています。
DMM.comはWaitinglistと共同で「DMM Poker」という配信チャンネルを作成しており、ポーカーコンテンツの配信事業に力を入れています。
さらに大手広告代理店である博報堂が役員に名を連ねていることで、「日本ポーカー振興協議会」はかなり影響力の大きな法人であると考えてよいでしょう。
ポーカーに関連する団体には「日本ポーカー連盟」や「日本ポーカー事業者連盟」、「日本ポーカー協会」など乱立しているのが現状ですが、その多くの団体が「アキバギルド」に代表される店舗や日本最大級のポーカー大会「Japan Open Poker Tour(JOPT)」を運営しているアミューズメントカジノ事業大手の「ハンターサイト」に関連する人物を役員として受け入れています。
そんな中、ハンターサイトとは無関係な大企業が共同で名を連ねて新たに発足した「日本ポーカー振興協議会」。ホームページの代表者あいさつでは「業界横断的な協力体制や社会的信頼の確立は、まだ十分に整っているとは言えません」「ポーカーの社会的イメージ向上に取り組むためのプラットフォームを目指します」と述べられており、今後の活動が期待されます。