
一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)は、情報・生活・エレクトロニクス分野の事業を展開するTOPPANが新たなオフィシャルスポンサーに決定したと発表しました。
JeSUは、日本におけるeスポーツの振興と競技力の向上、そしてスポーツ精神の普及を通じ、国民の健康や社会・経済の発展に寄与することを目的として2018年に設立されました。「eスポーツ振興に関する調査、研究、啓発」、「競技大会の普及」、「選手育成に関する支援」などに取り組んでいます。
国内における普及・振興活動に尽力する一方で、JeSUは、国際eスポーツ連盟(IESF)や、世界eスポーツ連盟(GEF)、アジアeスポーツ連盟(AESF)といった、eスポーツの国際競技団体にも加盟し、それぞれの主催大会に日本代表選手を派遣しています。
ビデオゲームによる対戦を競技としてとらえるeスポーツへの注目度は、世界的にも高まっています。国際オリンピック委員会(IOC)が、2027年に「オリンピックeスポーツゲームズ(Olympic Esports Games)」を開催することを発表しており、国際大会を目指すeスポーツアスリートに対するサポートがこれまで以上に必要となってきています。
JeSUは今後も、スポンサーの支援のもと、中央競技団体として、eスポーツ選手の地位向上と環境整備に取り組んでいくとしています。TOPPANのJeSUオフィシャルスポンサー就任は、eスポーツを支える企業層の拡大を象徴する動きです。グローバル競技としての注目が高まる中、VR・AR技術を用いた課題解決やマーケティングなど幅広い事業を展開する同社がパートナーに加わることで、eスポーツにおける新たな価値創出が期待されます。