マーケティングサービスを提供するSeedersは、国内における成人男女のゲーム習慣や性別差に焦点を当てた調査を実施しました。男性は競争やコミュニティとのつながりを求める一方で、女性はリラクゼーションやシンプルさを重視する傾向にあると報告しています。
男性は社会的交流や達成感を求め、女性はリラクゼーションを重視すると判明
Seedersは2025年4月に20歳から59歳までの男性500名、女性500名の計1,000名を対象に調査を実施。過去4ヶ月以内に実施した調査も含めてゲーム習慣における男女差を分析しました。
ゲームをプレイする頻度は男女でほぼ同じであったものの、週あたりのゲームプレイ時間では男性の方が長時間プレイする傾向があります。ゲーム歴20年以上の割合は男性が女性の約2倍となったほか、女性はパズルゲームやカジュアルゲームを好み、男性はRPGやアクションゲームを好む性質が見られると判明しました。
・ゲームをする頻度はどのくらいですか?

・1週間にどのくらいの時間をゲームに費やしていますか?

・あなたのゲーム歴はどれくらいですか?あなたの状況に一番近いものを選んでください。

・好きなゲームのジャンルは何ですか?(複数回答可)

ゲームをプレイする動機について、男性は社会的交流や達成感を目的とする割合が高い一方で、女性はリラクゼーションを求める割合が最も高かったと報告。女性は男性ほどゲーム内での他者との交流に積極的ではない傾向にある模様です。
・現在、ゲームをプレイする動機は何ですか?当てはまるものを全て選んでください。

・ゲームを通じて友達や知人と交流しますか?

ストーリー性のあるゲームコンテンツに対する関心は男性の方が高い傾向に。ライブ配信されるゲームコンテンツの視聴については、女性の方が関心が低いという結果になりました。
・ゲームのストーリーに関心がありますか?

・ゲームのライブ配信(YouTube、Twitchなど)を見ますか?

同社はゲームに対する全体的な印象は男女ともにおおむね肯定的であるとしつつ、日本のゲーマーがもつ動機や認識には男女間で大きな違いが見られると分析しました。ゲームはエンターテインメントやコミュニケーションのトレンドに大きな影響を与えていますが、求められる要素が性別によって若干異なっている模様です。