プロゲーミングチーム「DFM」コーチ2名が選手への恫喝で契約解除―tol2選手がTwitterでパワハラを訴える | GameBusiness.jp

プロゲーミングチーム「DFM」コーチ2名が選手への恫喝で契約解除―tol2選手がTwitterでパワハラを訴える

CEOの梅崎氏の処遇については後日経営会議で協議されるとのこと。

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プロゲーミングチーム「DFM」コーチ2名が選手への恫喝で契約解除―tol2選手がTwitterでパワハラを訴える
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プロゲーミングチーム「DetonatioN FocusMe(DFM)」は、tol2選手がコーチ陣およびCEOからの恫喝などのハラスメントを受けたと自身のTwitterで主張した件について声明を発表。コーチ2名の契約解除を決定したほか、tol2選手の投稿内容について説明しています。

◆tol2選手がTwitterで主張

Tol2選手は今年1月に、Academy(2部チーム)から昇格する形でメインロースターに加入。ヨーロッパ「Team Heretics」へ移籍したトップレーナーEvi選手の後釜として戦っています。

Tol2選手は7月6日の夜、Ceros氏とkazu氏を含むコーチ陣から恫喝を受け、身に危険を感じたためにゲーミングハウス(ゲーム練習環境などが整った、選手やコーチが集まって生活する施設)から逃げ出したと投稿(関連ツイート1関連ツイート2関連ツイート3関連ツイート4)。

また、病院では適応障害と診断されたことや、業界の先輩にパワハラの相談をしたことが発覚した際は、DFMのCEOである梅崎伸幸氏に「次やったらLJL(『LoL』の国内リーグ)には出さない」と言われ罰金を支払うことになったと訴えました。

これに関して梅崎氏は早急に確認すると投稿。tol2選手の代理人として指名されたぷーる氏は梅崎氏と“朝まで話し合いをし、梅崎氏は丁寧に話しを受け止めたとチーム側の対応を明かしています。

◆コーチ2名が契約解除処分に

翌日7月7日の夕方、DetonatioN FocusMeは声明を発表。tol2選手とファンに対し謝罪したうえで、tol2選手の投稿の内容について説明しています。

まず、コーチによる恫喝や人格を否定するような言動については両名がその行為を認めました。6月時点でチーム側はtol2選手から「コミュニケーションが取りにくい」との相談を受け、サポート強化をし、これによって改善がみられると判断していたと釈明しています。

なお、梅崎氏による罰金については、tol2選手が2023年6月に契約違反をおかした(契約内容を第三者に漏洩)ことが発覚。それについて梅崎氏が違約金を徴収する旨をtol2選手に伝えたとのこと。tol2選手のツイートが誤りであったというわけです。

今回の問題を受けて、DetonatioN FocusMeは、恐喝や人格を否定するような言動をとったCerosヘッドコーチとkazuコーチの2名を契約解除に処することを決定。LoL部門の監督責任による梅崎氏の処遇については、後日経営会議内で協議するとしています。


tol2選手に関しては第三者含む話し合いのうえで活動について協議するとし、チーム側が全面的にフォローするとのこと。LJLのシーズン中に起こったハラスメント問題。チームの監督責任が問われます。

UPDATE(2023/7/7 18:40):一部人物名の誤りを修正しました。

《Okano@RUGs》

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