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Tfueが所属チームFaZeを訴える―劣悪な労働契約を主張もチーム側は全面否定

『フォートナイト』での活躍などで知られるプロゲーマー/ストリーマー“Tfue”ことTurner Tenney氏は、所属するチームFaZe Clanに対し、訴訟を提起しました。

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Tfueが所属チームFaZeを訴える―劣悪な労働契約を主張もチーム側は全面否定
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フォートナイト』での活躍などで知られるプロゲーマー/ストリーマー“Tfue”ことTurner Tenney氏は、所属するチームFaZe Clanに対し、訴訟を提起しました。

これは、同チームがカリフォルニア州の法律と芸能プロダクション法に違反しているとして、既存契約の破棄とTfueへの公正な支払い、そして賠償を求め訴えるもの。海外メディアThe Hollywood Reporterによれば、Tfueは、2018年4月に締結した契約により、Twitch、YouTube、ソーシャルメディアで公開した映像から収益のわずか20%しか得ておらず、ツアーや各種出演料においても50%しか受け取っていないと主張。独占契約の関係で他の企業からの直接依頼を探すこともできないとのことです。

Tfueは、この状況を受け、2018年9月にFaze Clanとの契約を破棄することを試みたものの、同チームが解雇を拒否し契約が有効であると主張したため今回の訴訟に至ったとしています。

一方のFaZe Clanは、この訴訟にショックを受けているとして、Tfueが莫大な金額を得ている一方で、同チームは賞金も、TwitchやYouTubeの、その他のSNSからの収入もTenney氏から受け取っておらず、契約から得た金額は6万ドルに過ぎないとし、Tenney氏の訴えを否定するコメントをThe Hollywood Reporterに対し行っています。また、契約はFaze Clan側が最大20%の金額を受け取る設定であるとしました。

本件に関しては、著名な『フォートナイト』ストリーマーも反応しており、Ninjaはリアクション動画を公開。Tfueは、自身のTwitterからFaZeの文字は消去しています。両者の意見が食い違う今回の騒動ですが、どのような決着を見るのでしょうか。

なお、Tfueは、Twitchでは1億2000万回以上の視聴数に加え、YouTubeでは1000万人以上のチャンネル登録者数、Instagramでは550万人以上のフォロワーを有しています。
《Arkblade@Game*Spark》

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