【e-Sportsの裏側】限られた時間の中で、いかに集中できるかが鍵。プロゲーマーxianインタビュー | GameBusiness.jp

【e-Sportsの裏側】限られた時間の中で、いかに集中できるかが鍵。プロゲーマーxianインタビュー

KOFシリーズを主戦場としながらも、ストリートファイターシリーズやマヴカプシリーズなどマルチに活躍しているXian(シエン)氏に、日本のゲーム文化のみならず、アニメ文化について語ってもらいました。

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e-Sportsに携わる「人」にフォーカスを当てて、これからのe-Sportsシーンを担うキーパーソンをインタビュー形式で紹介していく【e-Sportsの裏側】。

■e-Sportsとは?
e-Sports(Eスポーツ)とはElectronic sportsの略で、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。高額な賞金のかけられた世界的な規模で行われるプロフェッショナルな大会から、アマチュアまで競技が行われており、ジャンルやゲーム毎にプロチームやプロリーグが多数あります。現在e-Sportsの対象となっているゲームを遊ぶ人の数は、全世界で5500万人を超えています。(ゲーム大辞典参照)

第21回目となる今回は、インターネットテレビ局AbemaTVのウルトラゲームスで放映しているゲームバラエティ「勝ったら100万円!ストリートファイターVアーケードエディション 賞金首」の参加に伴い日本に来日している、Razer所属のプロ格闘ゲーマー・Xian(シエン)氏にインタビューを実施。KOFシリーズを主戦場としながらも、ストリートファイターシリーズやマヴカプシリーズなどマルチに活躍しているXian(シエン)氏に、日本のゲーム文化のみならず、アニメ文化について語ってもらいました。



――よろしくお願いします。Xian(シエン)さんの自己紹介を簡単にお願いします


Xian:Xian(シエン)です。Razerに所属していて、格闘ゲームのプロとして活動しています。

――Xian(シエン)の名前の由来を教えてください

Xian:本名がKun Xianなんですが、言いにくい人が多いらしいので、一部だけのXian(シエン)を使っています。

――ゲームをやり始めたきっかけや、プロゲーマーになったきっかけを教えてください


Xian:ゲームを始めたのは6歳の頃で、人と対戦するのが楽しくて、ずっと続けてきました。そんな中、たまに大会で勝つようになってきて、EVOで優勝したところでプロにならないか、という話がきたので、それがきっかけでプロになりました。

――TOPANGAリーグは見ていますか?

Xian:見ています。

――誰が優勝しそうでしょうか

Xian:sako選手は強いと思いますが、sako選手が勝てなければときど選手が勝つと思います。

――Xianさんは、sako氏、ときど氏の2人に勝てそうでしょうか

Xian:確実に勝てるとは言えないですが…。勝つ可能性はあると思います。

――試合をしたことは?

Xian:『ストリートファイターIV』と『ストリートファイターV』で何度も対戦したことはありますが、勝つこともあれば負けることもあるので、その時によって違いますね。

――普段のトレーニングはどんなことをされているのでしょうか


Xian:主にビデオを見て学習するという感じでやっています。シンガポールにいるのですが、オンラインではそこまで強い対戦相手がおらず、見て学習するしかないというのが現状です。あとは運動とかを通して集中力を高めて、大会は限られた時間なので、その限られた時間に常に集中してできるようにしておかなければならないと思っています。

――先日のEVO2018はどうでしたか

Xian:LuffyとTHE COOL KID93に負けて9位でした。ちょっと悲しい、というか悔しい気持ちで、いつも9-13位で止まってしまっていて、あと1歩でTOP8に入れない。そこが本当に悔しいです。

――メインで使用しているキャラはいぶきですが、魅力は?


Xian:特に好きなところはないんですが、彼女は強いので、勝ちたければ彼女を使えば勝ちへと導いてくれると思っています。キャラとして使える要素が多く、勝ちたければ幅広い要素がある方が有利だということです。

――『ストリートファイターIV』では元を使っていましたが『ストリートファイターV』で同じくスタイルチェンジができる是空は使わないのでしょうか

Xian:是空は使ってみましたが、元とは全然違ったのと、操作が複雑ではない、というよりは単純すぎるので好きにはなれませんでした。

――変身する部分は一緒ですが、ゲームプレイの面では元とは全く異なるということですね

Xian:はい。ベガの方が同じように変身もしますし、それも好きですが、力が足りないです。

――注目している選手や憧れている選手はいますか

Xian:Infiltration選手、ときど選手、ももち選手、sako選手は憧れているプレイヤーですね。みんなそれぞれ違うところがあって、それぞれの人達から違うことを学ぶことができています。

――日本ではプロゲーマーやゲームの大会が増えていますが、どのように感じていますか

Xian:日本で最初の方にプロゲーマーになった梅原大吾選手を応援しています。彼がきっかけで増えてきているんじゃないかと思います。

――アニメも好きなんですよね。日本アニメを見たりしますか

Xian:時々見ています。ただ最近は『シャドウバース』などもやり始めて忙しくなってしまったので、今はあまり見ていません。

――『シャドウバース』の面白いところは何でしょうか


Xian: 『ストリートファイターV』などは常にPS4を持っていなければならないのですが、カードゲームでモバイルでできるので良いです。どこでもできるというところにハマりました。

――『ハースストーン』ではなく『シャドウバース』を選んだ理由は?

Xian:『ハースストーン』が出た時は存在すら知らずに『ストリートファイター』ばかりやっていました。プロになる前でしたし。プロになって余裕ができた頃に他のゲームに手が出せるようになってきたので。

――他にはどんなゲームをプレイするのでしょうか

Xian:格闘ゲームはほとんどプレイしてはいますが、ほとんど遊びです。『ストリートファイター』のプロとして集中してやっているので。『Injustice』は去年やっていましたが、ゲーム自体が続かなくて(笑)。

――『Injustice』は日本でも発売されましたが、全然売れなかったです

Xian:スマホ版ならやっていますけどね(笑)

――今後、成し遂げたい夢を教えてください

Xian:まずは優勝したことがないCapcom Cup優勝が目標ですね。あとはシンガポールで次の世代を育てたいです。毎月大会を主催して、そこで優勝した人のスポンサーとなって、他の大会や海外の退会へとその人を送り込んでいくようなことをしたいです。




次世代ゲームプレイヤーの育成に関心を持つXian(シエン)氏。シンガポールのみならず、海外で活躍するゲーマーが多く輩出される日もそう遠くはないのかもしれません。

Xian(シエン)氏が出演する「勝ったら100万円!ストリートファイターV 賞金首」
《森元行@Game*Spark》

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