PC Gamerは、2003年のSteam開始から各年の同サービスの変遷について紹介。Steamは2003年当時、Valve製品向けのDRMシステムを主眼において開発されました。米国では当時20%しかブロードバンドインターネット環境がなかったことなどから、一部のゲーマーからは、PCゲーム(当時、オフラインでマルチプレイ以外は完全に動作するものが主流であった)に対しての「脅威」として見られたことを語っています。
記事ではその後、2004年のキラータイトル『Half-Life 2』でのSteam導入による(当時は半ば致し方ない形での)サービス普及、2005年『Ragdoll Kung Fu』と『Darwinia』から始まったサードパーティータイトルの取扱、翌年には本格的なゲーム配信ストアとしても始動し、100種類前後のタイトルがストアを飾っていたことを回想。2010年の項目ではセール割引が%表記になった他、画像からは、現在のSteamの形式にUIが大きく近づいたことを確認できます。日本人ゲーマーの中には、それ以前のクライアントでの日本語の表示エラー(一部表記“ー”などが適切にスペーシングされない、「スチムー(スチムー)」などおかしな表示が生じてしまう印象が強いユーザーも居るのではないでしょうか。