米国におけるゲームレーティングを行う組織Entertainment Software Rating Board(ESRB)は、昨今様々なゲームにて導入される“ルートボックス”は「ギャンブルにあたらない」という見解を表明しています。これは、『Forza Motorsport 7』や『シャドウ・オブ・ウォー』などの直近の大きなAAAタイトルがルートボックスのシステムを採用していることや、対戦シューターである『Star Wars バトルフロント II』ではルートボックスの結果によって装備の性能差が生じるなどの仕様を受けた、ユーザー間での議論が影響したもの。一部のファンの間では、これらルートボックスのシステムを採用したゲームをギャンブルとみなし、日本で言えばCERO「Z指定」などの成人以上のみがプレイ可能なAO(Adults-Only)レーティングを求める声も見られていました。ESRBの担当者は海外メディアKotakuに対し、「ESRBはルートボックスをギャンブルにあたらないと決定した」とコメント。それらは結果の差異こそあれども何らかのゲーム内コンテンツの提供を約束しており、“トレーディングカードゲームのカードパック”のようなものである、との見解を示しました。なお、ESRBでは実際に現金を賭けて行う「Real Gambling」とそうでない「Simulated Gambling」を以前より区分しており、今回の見解はそれを補強するものとであるとも言えます。しかしながら、ESRBはあくまで業界組織主導の非営利団体であり、今後いわゆる“高額ガチャ課金”のような事態が米国において多発した場合に、何らかの対策を迫られる可能性もあります。
オンラインゲームの完全サ終に異唱える「Stop Killing Games」運動、カリフォルニア州の提出法案を全面支持―サーバー終了時のオフライン対応か全額返金を義務化 2026.4.14 Tue 4月16日に委員会での審議が予定されています。
自分の著作権を自分で侵害するかもって…融通の利かないSteam審査に困り果てる個人開発者の嘆き 2026.5.1 Fri 「自分の著作権」との戦いが続く『WIRED TOKYO 2007』はSteamに…
「ルートボックス」ガチャは若年層への違法ギャンブル提供だ―ニューヨーク州司法長官、Valveを提訴。『Counter-Strike 2』など焦点に 2026.2.27 Fri ルートボックスがギャンブル規制に違反。NY州長官が不当利益の…