「第7回 教育ITソリューションEXPO(EDIX:エディックス)」では、ハードからソフトまで、さまざまな展示が行われている。そのなかで今年特に目に付いたのが、いわゆる「VRヘッドセット」と「ロボット」だ。 「VRヘッドセット」とは、「Oculus Rift」「HTC Vive」「PlayStation VR」など、VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)を楽しめる、ゴーグル型のディスプレイだ。今年発売が相次いだことで、2016年は「VR元年」と呼ばれそうな勢いなのだが、その波が教育領域にも迫ってきた形だ。なお、単なるゴーグル型ディスプレイ(HMD)とは異なり、VRヘッドセットは、頭や体の動きに応じて視野が切り替わるのが特徴といえる。そのため、VRヘッドセットでの表示は、臨場感・没入感があり、教育領域で使用すればきわめて効果的だろう。また、「実際には行けないような場所」に行ったり、「できないような行動」を仮想的に行えるのも利点となる。 今年のEDIXでは、VRを活用したソリューション自体は、まだごくわずかだが、それでも複数のブースでVRヘッドセットが置かれていた。 スキャネットのブースでは、ディスプレイにサムスン電子が協力していたことから、「Gear VR」の体験展示が行われていた。「Gear VR」は、ディスプレイ部分にスマートフォンを流用する、いわゆる“お手軽方式”のモバイル型VR。モバイル型VRは、ダンボール箱で楽しめる廉価なものもあるが、「Gear VR」はサムスン電子のスマートフォン「Galaxy」に特化された作りで、キチンとVRを楽しめる製品に仕上がっている。 テクノブロードでは、化学・生物・物理の仮想実験が行える学習システム「QuestCloud」で、VRを活用。立体視により、さらにリアルな仮想実験を体験できる。 パソコンパーツ販売のアスクは、「HTC Vive」を使った仮想体験授業を提案。海底を探検するアプリケーションを展示していた。こうしたVR体験システムでは、高性能なパソコンほどより美麗でリアルな空間を再現できる。同社では、コンテンツ面については教材会社などとパートナーシップを摸索し、システム面でのハードウェア提供につなげることを考え、今回の出展に至ったという。 また昨年ソフトバンクにより「Pepper」が発売されたことで「ロボット」への注目度もあがってきたようだ。EDIXの会場でも、接客しているPepperやそのほかの機種数台を見かけた。当然、プログラミング教育用のロボットも展示されている。やはりロボットというのは子どもからの絶大な人気があるので、教育現場で活用できれば、一定の効果はありそうだ。こちらも今年あたりから、さまざまな実務ソリューションが登場するかもしれない。なお、組み立て型ロボットやプログラミング教育用ロボットは、とくに「学びNEXTエリア」に多数展示されていた。 余談ではあるが、ちょっとノスタルジーを感じたい、という人は、アールキューブの「パソコン回収.com」宣伝ブースを覗くのも一興だ。「こんな古いパソコンでも回収し、データ消去します」ということで、「Apple II」「シャープMZ-80B」「NEC PC-8001」などの実機が展示されている。
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