バンダイナムコHD、平成28年3月期第1四半期決算発表 ― 「ドラゴンボール」関連が各事業で好調 | GameBusiness.jp

バンダイナムコHD、平成28年3月期第1四半期決算発表 ― 「ドラゴンボール」関連が各事業で好調

バンダイナムコホールディングスは、平成28年3月期 第1四半期決算を発表しました。

企業動向 業績
バンダイナムコHD、平成28年3月期第1四半期決算発表 ― 「ドラゴンボール」関連が各事業で好調
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バンダイナムコホールディングスは、平成28年3月期 第1四半期決算を発表しました。

【期間】平成27年4月1日~平成27年6月30日
※()内%表示は、対前年同四半期増減率

■売上高:1373億7600万円(12.4%)
■営業利益:181億3900万円(7.7%)
■経常利益:187億8000万円(6.5%)
■親会社株主に帰属する四半期純利益:139億4900万円(19.9%)

セグメント別に見ると、トイホビー事業では、国内において、「妖怪ウォッチ」商品や「機動戦士ガンダム」商品などが好調に推移。また、「スーパー戦隊」シリーズや「ドラゴンボール」などの商品が各事業を横断する展開によって順調に推移しています。このほか、大人層や乳幼児層に向けた商品展開を強化するなどのターゲット拡大に向けた取り組みが行われました。

アジア地域では、「機動戦士ガンダム」や「妖怪ウォッチ」の商品、大人向けのコレクション性の高い玩具などが人気に。欧米地域では、「Power Rangers(パワーレンジャー)」シリーズの商品が堅調に推移しています。

ネットワークエンターテインメント事業につきましては、欧米地域において、前連結会計年度に発売したPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360ソフト『DRAGONBALL XENOVERSE(ドラゴンボール ゼノバース)』などのリピート販売や新作タイトルの販売が好調に推移。また、ソーシャルゲームやスマートフォン向けゲームアプリケーション、PCオンラインゲームなどのネットワークコンテンツの主力タイトルが国内で安定的に推移し、アジア地域など海外でも本格的にサービスを開始しました。

一方、業務用ゲーム機や施設などアミューズメントビジネス全体のバリューチェーンの整備と強化に着手し、効率化などの面で一定の効果はありましたが、全体では苦戦しています。

映像音楽プロデュース事業につきましてでは、映像コンテンツと音楽コンテンツやライブイベントの連動展開を行っている「ラブライブ!」の商品・サービスが好調に推移。また、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I
青い瞳のキャスバル」の映像パッケージソフトが人気となり、業績に貢献しています。

◆平成28年3月期第1四半期 セグメント別売上高
【期間】平成27年4月1日~平成27年6月30日
※()内は、セグメント利益

■トイホビー事業:500億800万円(52億700万円)
■ネットワークエンターテインメント事業:767億8200万円(104億2100万円)
■映像音楽プロデュース事業:114億6400万円(31億7100万円)
■その他:63億2300万円(1億3800万円)
■調整額:△72億200万円(△7億9900万円)
■四半期連結損益計算書計上額:1373億7600万円(181億3900万円)

強力な自社IPを持つバンダイナムコホールディングス。7月からスタートしたテレビアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」や、10月スタートの「ガンダム」新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」など、平成28年3月期も個性的なIP群が各事業を牽引しそうです。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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