米国のニューヨーク州立大学バッファロー校助教Matthew Grizzard氏より、「暴力的なゲームで遊んだプレイヤーは、道徳的な感受性が豊かになる」との研究結果が発表されました。この研究結果は心理学雑誌「Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking」にて発表されたもので、Grizzard氏は複数の被験者に対し「テロリストに扮して国連平和維持軍と戦う」と言う内容のゲームをプレイさせたとのこと。その後、被験者の道徳的感情を計測する調査やアンケートを実施したところ、ゲーム内の暴力性と被験者が持つ道徳心の向上に関係性が見られた模様です。また、Grizzard氏からは「暴力的なゲームをプレイする実験を行った後、被験者達が罪悪感を覚えていたことと、その罪悪感が二つの特定の感情領域と相関していることを発見しました。一つは“人を思いやる/人を傷つけようとする感情”、そしてもう一つは“公平性/相互利益の感情”です」とも語られています。昨年5月に発表された「暴力的なゲームは残忍な行為に対して少年を鈍感にさせる」と言った内容の研究とは対照的なものとなっていますが、ゲーマーにとっては興味深い結果なのではないでしょうか。
AI格差は今、どうなっているのか? 収入や地位、教育などの違いで生成AIの活用方法、プロンプトがどう違うのか 1000人を対象に「AIギャップ」を調査(生成AIクローズアップ) 2025.6.4 Wed
ポイ活ゲームで地域活性化、DEAとBlue Labが『GLOCAL AGENTS– ご当地ひみつ結社』の実証を2025年6月開始 2025.5.24 Sat 函館市・新潟市・沼津市の3地域で「ひみつ結社」を組織し、地域…
「残虐描写でCEROレーティングが取得できなかった」国内PS5発売中止『Gears of War: Reloaded』より詳しい内容明らかに 2025.6.9 Mon レーティングの壁の前にPS5への人気シリーズ進出ならずか…。