インド市場に向けてモバイルゲームの開発を目的に設立されたスクウェア・エニックスのインド事業所が閉鎖されたとインド系ゲームメディアMCV Indiaが伝えました。同事業所は約1年前、インド国内に向けてモバイルゲームを開発するためにインドの開発者との提携を目的として設立されました。インド事業所は、スクウェア・エニックス本社の承認を受けて、様々なプロジェクトに関わってきたと言われています。しかし、インド事業所は単独でのゲームをリリースせずに閉鎖されました。2012年にスクウェア・エニックスがインドで開催したゲーム開発コンテストで、同社の名誉会長である福嶋康博 氏は「我々は長期的に有望な才能を探しています。3年後にインドのタイトルが世界で楽しめ、5年後にはインドのトップクリエイターは世界で有名になるだろう」と語っていました。また昨年11月に開催されたNASSCOM(*1)GDCにて、スクウェア・エニックス代表取締役会長の和田 洋一 氏はインドにおける事業展望を語っており、5ヶ月程の間に何らかの経営的変化が起こったと思われます。今回の閉鎖について、スクウェア・エニックスからの公式発表はまだありません。*1 National Association of Software and Services Companies。インドのIT関連企業が加盟する業界団体。
ゲームは“共通体験”から“唯一無二”へ―スクエニ三宅氏が語る「個別最適化」の最前線と、都市へ波及するゲームAIの未来 2025.6.11 Wed AI技術の進化とゲーム産業への応用、さらに非ゲーム分野への広…
MIXI、ゲーム事業の利益率が47%に急改善。400億円の海外大型M&Aでスポーツ事業に集中投資【ゲーム企業の決算を読む】 2025.6.12 Thu MIXIのデジタルエンターテインメント事業(ゲーム事業)の利益…