日本デジタルゲーム学会・コンテンツ文化史学会よりお知らせ・・・「ゲーム・アカデミクス」番外編 | GameBusiness.jp

日本デジタルゲーム学会・コンテンツ文化史学会よりお知らせ・・・「ゲーム・アカデミクス」番外編

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日本デジタルゲーム学会およびコンテンツ文化史学会の委員が交互に執筆し、様々な学問的バックボーンをもとに、日本のコンテンツ研究の現状をお届けする。という連載コーナーであったはずなのですが、1年以上経過しております。委員の皆様におかれましては、ぜひとも執筆を…と声をかけ、承諾され、そして1年が経ちました。原稿をお待ちしております。

というだけでは、続きませんので、両学会で進んでおります年次大会の紹介をさせていただきます。これらの大会に参加されますと、より深く学問の現状を理解することができます。日本デジタルゲーム学会の大会発表申込は12月14日(金)まで、大会は2013年3月4日(月)・5日(火)に開催されます。コンテンツ文化史学会の大会は12月15日(土)・16日(日)です。ぜひとも、ご参加をお願い申し上げます。

なお、本連載は2013年からの再開を目途に水面下で動いております。お待ちください。

日本デジタルゲーム学会・コンテンツ文化史学会
玉井建也


■1:日本デジタルゲーム学会
★★ 共通テーマ:デジタルゲーム研究の発展-アジアを背景としたコンテンツ創成・地域の魅力の発信- ★★

我が国は、従来のものづくりの強みに加え、クールジャパンにしめされるように、デザイン、ファッションや音楽・映像、ゲームなど価値ある情報づくりを、産業の基盤に据えることで、経済・社会の活性化をめざし、グローバルな文化・産業展開を進めています。

今回、日本デジタルゲーム学会2012年度大会は、福岡で開催します。福岡は、アジアに隣接した都市であり、古来から遣唐使の経由地や日宋貿易の拠点としてアジアに向けて発展してきました。加えて、福岡は観光、食や文化、エンターテイメント、など多彩な、クールジャパンの魅力を持った都市であり、地理的、文化的ポテンシャルを生かしたアジアでの学術連携や産業展開が進行しています。

開催校である九州大学大学院芸術工学研究院は、九州芸術工科大学(1968-2003)が母体となっています。九州芸術工科大学は、技術と芸術との融合を標榜し、「技術の人間化」を建学の理念とした唯一の芸術工学を指向する国立大学でした。現在も本研究院はこの理念を継承しながら、高度なデジタルメディア文化に対応し、論理的思考と豊かな芸術的感性をともに備えた、高次のクリエータの育成を目指した教育を行っています。

福岡にはユニークなゲームや映像の制作会社が存在しています。福岡県、福岡市などの行政機関もコンテンツ振興を重要な戦略としてとらえており、産学官の強い連携を基盤に、極東アジアをも含めたコンテンツ産業文化クラスターの形成を目指しています。

開催期間中には、九州大学、福岡県、福岡市が中心となって進めている、福岡アジア美術館で開催される「2012アジアデジタルアート大賞」をはじめ、九州大学の「人環境適応研究実験施設」や「デジタル工房」など、先端コンテンツ創成に関する世界レベルの設備も公開する予定です。

今回の大会では、アジアを背景としたコンテンツ創成・地域の魅力のグローバルな発信をデジタルゲームという視点で論議されることを期待します。皆様のご来福を心よりお待ちしています。

                               源田悦夫
             (日本デジタルゲーム学会2012年次大会実行委員長、
                   九州大学大学院芸術工学研究院教授)

開催日:2013年3月4日(月)から 5日(火)
会場 :九州大学 大橋キャンパス

詳細は下記ページより
http://www.digrajapan.org/modules/news/article.php?storyid=391


■2:コンテンツ文化史学会

http://www.contentshistory.org/2012/11/12/1254/

○趣旨説明

本学会は、2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」、2010年度に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催し、それぞれ創作者や創作の場に関する研究の成果が報告され、昨年の第3回大会では「オタク・ファン・マニア」と題し、消費者や評価者の歴史や文化について考察が行われた。第4回大会はこれらの成果を踏まえ、コンテンツ自体が持つ記憶・記録を取り上げることにする。

コンテンツと記憶の問題として、一つにはコンテンツに表出する記憶・イメージが挙げられ、もう一つとしてはコンテンツ自体を記憶・記録していく点を挙げることができる。前者としては、様々な作品に立ち現われてくる歴史性や地域性、社会性をどのように分析・研究していくのかという問題を指摘することが出来よう。そして後者に関しては、放置していては消えゆくコンテンツをどのようにして記録し、管理・保存へとつなげていくのか、という問題に繋がる。

2つの点ともに、これまで本学会大会が考察してきた制作・消費へと至るための基礎的かつ重要な問題である。今後のコンテンツ研究の発展のために活発な議論を期待したい(玉井建也)。

【概要】
○大会テーマ:「コンテンツと記憶」

○開催日:2012年12月15日(土)・16日(日)

○場所:
明治大学駿河台キャンパス リバティタワー
12月15日(土):1126室(12F)
12月16日(日):1073室(7F)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

○参加申込フォーム:
http://www.contentshistory.org/event_entry/

○大会発表概要
12月15日(土)
<特別講演>
矢野正樹(いまもえ制作委員会・ディレクター)「萌える?萌えない?いまいち萌えない娘」

<シンポジウム>「記憶と場所」
趣旨説明(玉井建也)
今井哲也(漫画家)「私的まとめ:漫画の「舞台」選定の手順」
岡本健(京都文教大学)「ゾンビ映画の観光社会学 ―コンテンツと場所の移動」
柳原伸洋(東海大)/伸井太一(ライター)「懐かしきドイツ? 二つのノスタルジーと日本のドイツ・コンテンツ」(仮)

12月16日(日)
<特別講演>
おにたま(オニオンソフトウェア)「アーケードビデオゲーム文化の保存と研究」

<シンポジウム>「コンテンツとアーカイブ」
趣旨説明(吉田正高)
森川嘉一郎(明治大学)
増田弘道(映画専門大学院大学)
遠藤雅伸(モバイル&ゲームスタジオ)
杏野はるな(ゲームアイドル)
《玉井建也》

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